見出し画像

コースが『ア・コース・イン・ミラクルズ』と呼ばれる所以

真理を阻む障壁を見つけ出して、その障壁を取り消していく

コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)は、一元論のスピリチュアリティ、つまり、非二元(ノンデュアリティ)のスピリチュアリティであるわけですが、

だからといって、

非二元を探究していくわけではありません。

真理を探究していくのでもありません。

愛を探究していくのでもありません。

コースはそういうものではないということを知っておくべきです。

コースは、非二元、真理、愛ではないものを自覚/認識していく道だということです。

つまり、コース学習者の私たちは、「真理(愛)を阻んでいる障壁を見つけ出して、その障壁を取り消す」ことについて学んでいるのだということです。

当然、その実践において、私たちは真理を阻む障壁を見つけ出して、その障壁を取り消していくことをしていきます。

それを、コースでは「赦し」と呼んでいます。

そして、その「赦し」によって、「奇跡」が行われていくといえます。


奇跡とは訂正である。それは創造することはせず、実際、何の変化ももたらさない。奇跡はただ惨状を見つめ、そこに見えるものが虚偽であると、心に思い出させるだけである。それは誤りを取り消すが、知覚を超えるところまで進もうとせず、赦しの機能(はたらき)を超えようともしない。(W-pⅡ.13-1:1)

奇跡講座/中央アート出版社


このコースは、真理のコースではありません。

このコースは、愛のコースでもありません。

このコースは、神のコースでもありません。

このコースは、奇跡のコースだということです。

つまり、それこそが、コースが『ア・コース・イン・ミラクルズ(奇跡のコース/奇跡講座)』と呼ばれる所以なのだということを知っておきましょう。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?