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あなたが抱いている価値観のすべてを疑ってみようとする意欲が必要です
コースの学びはどのように深化していくのか
コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の学びの深化とは、どんな感じなのか?
ということについて、私自身のコース学習の経験から述べてみたいと思います。
コースの歩みは、たとえその教えが分かったつもりでも、コースの学びが深まっていくごとにその分かったという理解がまた崩壊していくという、まさにその繰り返しだといえます。
深い学びと洞察が起こるたびに、自分は分かっていなかったことに気づかされる、ということです。
そのたびに、自分だと思っていた「自分」が剥がれ落ちていき、さらなる解放と視野の広がりがもたらされます。
コースの歩みはそのようなプロセスの繰り返しだといえるでしょう。
言い換えるならば、「自分は理解していなかった」と気づかされるときこそが、コースの学びが深化しているときだと言うことができます。
コースの学びの深化とは、そのようなものだと知っておくとよいでしょう。
すべてを疑ってみようとする意欲
私たちが気をつけなければならないのは、コースが教えている内容を自分がこれまで学んできたスピリチュアリティの枠にはめ込んでコースを解釈しようとするということです。
かつての私もそうだったわけですが、コースの学びはじめの段階においては、ほんとんどのコース学習者がコースの教えを曲解して解釈するといえましょう。
つまりは、自分の都合いいようにコースを希少したり、その教えを矮小化してしまうということです。
なにせコースの教えそのものがとても難解ですから、学びはじめというものは、それは仕方のないことだといえます。
私自身もまだコースの学びが浅かった当時は、自らが経験した覚醒体験や至高体験を都合よくコースの教えにはめ込んで、コースの教えを矮小して理解していたことは否めません。
それによって、私は数年間、まわり道をした経歴があります。
(それも学びのプロセスだったのかもしれません。笑)
それがいけないということではありませんが、できるならば、まわり道をしないですむなら、そのほうがいいと思うわけです。
ですから、まわり道をしないように、コースの思考体系(コース形而上学)をしっかり学んでいくこと、そして理解していくことはとても重要です。
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