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想念はその源を離れない、投影が知覚を作り出す


この世界には問題などない

この世界には問題がたくさんあるかのように見えます。

それが世界の情勢であったり、あるいは個人的な仕事上の問題であったり、人間関係の問題であったり、健康の問題であったり、経済的な問題であったり、、、たくさん問題があるかのように見えます。

でも、コース(奇跡のコース/奇跡講座)の教えに基づいてその実践をしていくならば、外側の世界には何の問題もないということが体験的に理解されていきます。

つまり、「投影」に気づいて、心に戻って、赦しの視点へと戻っていく訓練をしていくにつれて、問題は自分の内側の心にあるだけだと分かるようになるということです。

世界に問題はありません。

問題があるのは自分の内側のほうだと。

そのことにますます気づくようになってくるということです。

肉眼で見ている世界を信じるなら、たしかに、この外側の世界に問題があるかのように見えます。

私たちは、それが自我が作り出した知覚なのだと見抜けるようになるためにその訓練をしていくわけです。

そのためにコースを学び、そして赦しの実践をしているのだということを忘れてはなりません。

外側の世界は自分の心の状態を証するものであり、「内的状況の外的映像」である(T-21.In.1:5‐6)ということをいつも思い出して、そして、それを実践の中で適用していくことです。

その学びと実践を繰り返していくことによって、外側の世界で起きていることに動揺しているのではないということが実際に腑に落とされていくようになります。

そのことはいくら知的に理解していたとしても、日々の実践の中で適用(訓練)されていかないならば、知的理解で終わってしまうということです。

そうであるならば、結局は、「投影」は避けられないということ、つまり、外側の問題に振り回され続けることになるだけです。

ようするに、知的に理解しているだけでは何の助けにもならないわけで、実践していくことの重要性をしっかりとわきまえておきましょう。


どのようなプロセスで目覚めへと導かれるのか?

私たちが投影に気づく訓練をしていくと、どうなるのか?

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