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自我と同一化した状態から脱却して、イエス/聖霊と同一化していく方法


コースの学びと実践をスタートさせるために

私たちが知っておかなければならないのは、この世界を知覚しているということがすでに聖霊(神)を拒絶しているのだということです。

つまり、私たちはすでに自我と同一化してしまっているということです。

「自分は肉体である、自分は人間である」というふうに信じていることが、その証拠です。

そのようにして、自分は神に創造されたままの神の子であることを否定し続けているわけです。

そう、私たちは自我の思考体系がでっち上げた嘘(幻想)を信じてしまっている状態にあるのだということです。

もっといえば、私たちは自我の思考体系を自分で自分にさらに教えて込んで、強化していると言うことができます。

それを、「自我を教師としている」というふうに言います。

ですから、コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の学習者であるならば、そのことをまず自覚/認識していくことが必須だということです。

なぜなら、そこからが、この学びと実践のスタートとなるからです。

というのも、その自覚がないならば、コースを学んでいくこと、実践をしていくことの必要性が分からないからです。

自分たちが自我を教師としてしまっていることを自覚/認識しないかぎり、誰が「自我を教師とする代わりに聖霊を教師として選び直す」という訂正の道を歩もうとするでしょう。

ようするに、コースの実践では自我を教師とする代わりに聖霊を教師として選び直すということをしていくわけですが、

なぜそのような訓練(実践)をしていくのか?

というなら、

単純に、私たちは自我と同一化して、今や自我になってしまっているからだということです。

そのことを理解し、そして自覚/認識していくとき、ようやく本格的なコースの学びと実践がはじまるといえましょう。


私たちは常に自我を教師とし続けている

コースを本気で学んでいこうとするならば、まず、自分たちは常に自我を教師とし続けているということを自覚/認識する必要があるということです。

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