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ひとたびこの旅が始まればその終わりは確実だということ

ひとたびこの旅が始まればその終わりは確実だということを忘れてはならない。

途中で疑いが何度も去来するだろう。それでも旅が終わることは確かである。

神から任せられたことを成し遂げられない者はいない。

このことを忘れたときには、あなたは神の言葉を胸に抱いて神と共に歩んでいるということを思い出しなさい。

これほどの希望が自分のものだというときに、絶望できる者などいるだろうか。

絶望のように見える幻想の数々が訪れるかに見えるかもしれない。

しかし、どうすればそれらに欺かれずにいられるかを学びなさい。

どの絶望の背後にも実相があり、神が居る。

神の愛が道の一瞬先にあり、そこですべての幻想が終わるというときに、なぜあなたは実相を待ち続け、それを幻想と交換してしまおうとするのだろうか。

終わりはまさしく確実であり、神に保証されている。

ほんの一瞬先で、至聖なる存在が、世界の向こう側へと続く往古の扉を開こうというときに、いったい誰が生命なき偶像の前に佇んでいたりするだろう。

ー『奇跡講座』用語の解説 エピローグよりー


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