【人生のほんの1日】20230124 人生初のピアノコンクール! 全国大会の審査結果が届きました
40代初心者でピアノを習い始めて6年、2022年からの大きなチャレンジ事として、舞台での激アガリ性克服の対策として、人生初のピアノコンクール(動画審査部門)に参加していました。
2022年9月の1次予選をラヴェル ソナチネ第1楽章で通過、2022年11月の2次地区本選はラヴェル ソナチネの第2&第3楽章でなんと優秀賞をいただき、全国大会決勝に駒を進めました。
そして2023年年明けに全国大会の動画審査が行われ、今日、ドキドキの審査結果が届きました!
人生初のコンクール、なんと!銅賞🥉をいただきました🤗✨✨
決勝用に選んだ楽曲、ドビュッシーの「版画」。私が最も大切に思っている楽曲で賞をいただけて本当にうれしいです❣️
これまで、発表会とか人前で弾く場面でことごとく失敗体験を重ねてきて、「舞台では絶対に失敗する」という確信の領域に達してしまうくらいのアガリ症をとてもコンプレックスに感じていたのですが、今回のコンクールを通じて「何があっても集中を切らさずに弾き切る」練習を重ね、自分の限界をひとつ飛び超え、上達の階段を少し上れた気がします。
そして今日、私の人生初コンクールの最終審査結果が届いたわけですが、1次予選のときのように開封する時は手がちょっと震えるほど緊張するかな、と思いましたが、今回はレターパックライトの表書きに「賞状、メダル」って書いてあったので、それを見て「入賞💕」となんとなく分かっちゃいました😅
とはいえ、大人になるとこういう合否のドキドキ感ってなかなか味わいことないですよね。人生においても貴重な体験と思います。
コンクールに応募した動画は非公開にしないといけないので出せないのですが、動画提出に向けて追い込み練習していた頃の動画です。
この2曲をノーミスで弾き切るのは私にはとても難しい挑戦でした。
実は決勝の提出動画も表現や魂は込められたのですが、技術面では無傷にはできず、内心ちょっと残念でもあったのですが、ともあれ、それが今の私の実力であるということと、銅賞をいただけたという評価を胸に受け止めて、また次なるステージに向けて歩を進めていきたいと思います😊✨✨
予選〜決勝を通して一番高得点もいただき、講評も概ねマイナスの指摘は想定の範囲内な感じで、良いと認めていただけた部分も多くあったので、今の私にできることはほぼ出し切れてたかなという感はありますね。
というわけで、私の人生初のピアノコンクールチャレンジは、決勝全国大会で入賞という結果を残せました。予選からずっと同じ曲を演奏してもよい中、私は全て違う楽曲 全5曲弾いての入賞でした。
発展途上の大人初心者なので、必死の練習を重ね各予選ごとに自己史を更新した出来の演奏動画を提出する綱渡り連続でした。
最終まで同じ曲を弾くよりもリスキーで負担の大きい道を選んでの受賞なので、自分でもよく頑張れたかなと思います😊
この頑張りを継続して、2023年のピアノライフも楽しく頑張っていきたいと思います!
賞状・盾といっしょに審査員の先生方の講評も同封されていて、1次2次よりも高評価をいただき右肩上がり!本当に嬉しかったです。
私なりにこだわっていた「キレイな音」に関して、先生方から好評いただけたのが、とても嬉しかったですし、さらに前に進む勇気をいただけました。
コンクールチャレンジ、大人になってからの初挑戦はとてもハードル高く感じられますが、チャレンジするとなったらやはり自分にできる限りの努力もして演奏曲に磨きをかけますし、結果がどうであれ本番までの頑張りをすることでかなり自身の成長が促されるので、参加するだけでもとても有意義だと思いました。
自身で納得のいく演奏ができて、さらに評価も伴って賞をいただければ、もちろんうれしいですし、何よりも自信が付きますよね。実際 私自身、勇気を振り絞って初めて参加したコンクールで幸いにも賞をいただくことができて、心の底から嬉しったです。しかしコンクールに参加して得られるものは賞だけではないな、とも今、改めて感じています。
実際に初めてコンクールに応募して、私自身、自分を褒めてあげたいことに「応募する勇気を持てたこと」、「良い演奏をするために精一杯努力をできたこと」があります。どちらもとても小さなこと、当たり前のことかもしれないのですが、考えてみると「評価に晒される場に出る勇気」、「がむしゃらな努力」って大人になると結構避けがちでなかなかできないことなのではないでしょうか。
そして、コンクールの結果という他者からの承認は自分にはコントロールできないブラックボックスですが、自身が勇気を持つこと・努力をすることは、完全に自分でコントロールできることです。コンクールの結果に関係なく自分を好きになれる「どう転んでも自分のためになる行動」なんですよね。
そしてとても緊張する自分ひとりの舞台を乗り越えること、また審査員の先生方からの講評をいただけることで、たとえその場の演奏で失敗、落選したとしても、その先に向けて多くの学びを得られるので、「全てが成功へのプロセス」と思えば、勇気を振り絞ってでも参加する価値が多いにありますね。
大袈裟かもしれませんがピアノコンクール出場は、ピアノ演奏だけでなくメンタルコントロール力や努力を継続できる力、挑戦する勇気、計画力、大事な場面で本気を出せる力、レジリエンスなど、さまざまな人間力の向上にも役立つ体験だなとも実感しました。大人になって自身の人間的成長を体感できるってとても幸せなことと思います。
全国大会銅賞の嬉しい知らせに、今夜はお祝い気分で泡のお酒をいただきました🥂🍾✨✨