見出し画像

【植栽家の日常】20230918 自宅に籠って過ごす1日

今日は店の定休日ですが、私は私で、今週中に仕上げなくてはならない設計案件がしこたまあるので、自宅に籠って半日はクリエイティブ系の仕事に集中し、残りはピアノ練習と読書をして過ごしました。

ここ最近はほぼ休みなく忙しく過ごしているので、仕事はしつつも、自宅で他人と接触せずに過ごすことで、しばしの休息を取ることができました。

庭では、直近の植栽工事用に仕入れてあるタイサンボク 'リトルジェム' や カリスモン の花が咲いていました。

どちらも癒し系というよりは攻め感のある花ですが、私的には自分の植栽観を表現するために、好んでよく使うとても親近感のある素材なので、ほっこりした気分になりましたし、花から元気をもらえました。

今日は、プレゼンが差し迫っている、新建築の↑写真の号に掲載されている某物件の植栽の作案を進めました。

とても創作意欲を煽る、めっちゃカッコいい建築なのですが、施主さまのご事情で設計・施工の期間がとても短く、少ない時間でクリエイティビティを発揮しなくてはいけないのが、難しいし、やや焦るポイントですね。

まぁ、とにかく前を向いて進んでいくのみです😊

今日のピアノ練習覚え書き

ウォーミングアップ

スケール ♭系全調
ツェルニー30番 17、19番

【初見練習 ドビュッシー 映像 第2集より「黄金の魚」、 スクリャービン ピアノソナタ第2番】

今日は黄金の魚の11ページめからラストまで読みました。この曲は今年の初見練習した中でも最大級にややこしかったです😅


引き続き、スクリャービンのピアノソナタ第2番の第1楽章を読み始めました。これまたややこしそうですが、いつかは手がけたいと思っていた曲なので頑張ります!

【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】

ファンキーは、ゆっくりのメトロノームで間違えないように弾く練習。

ボレロも、毎日ほぼ同じですが、超ゆっくり楽譜ガン見で間違えないように弾く練習。

【ベートーヴェン 
創作主題による32の変奏曲】

第21〜32変奏まで弾きました。

【ショパン バラード第2番 op.38】

コーダのパートを弾きました。


以下、コンクール曲の練習。

【スクリャービン エチュードop.2-1】

今日は、自分の演奏動画をチェックし、表現を見直しました。 

たった2ページで技術的にもそれほど難しくないと言われている曲ですが、聴かせる演奏として仕上げるにはとても奥が深いと思います。

和音と多声部の展開が終始続くので、暗譜のキープが意外と手強いです。

【コンクール用の新曲2曲 モンポウ「前奏曲第7番」、 ドビュッシー「燃える炭火に照らされた夕べ」】

前出のスクリャービンをメインに、大人っぽく、多彩で、かつまとまりのあるプログラムにしたくて熟慮して新曲2曲を選びました。

モンポウの「前奏曲 第7番」は、モンポウというよりはメシアンのような現代っぽさが神秘的な1曲です。

この曲は概ね暗譜70%くらいの進捗度でしょうか。
曲中で速度や拍子が変わる箇所があるので、今日はメトロノームに合わせてテンポ感や拍子感を確認しながら、細切れにして練習して。

ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」は2001年に発見された遺作で、ドビュッシーが亡くなる前年の1917年に作曲されたとされ、史実的にはドビュッシーが生前最後に書いた作品です。

この曲はそろそろ暗譜を進めたく、楽譜一段ずつ楽譜を見て弾くのと楽譜を見ないで手を見ながら弾く練習を繰り返しました。

前奏曲集第1巻「夕べの空気に漂う音と香り」や第2巻「カノープ」などの断片的な引用と思われるフレーズもあり、あまり知られていないけれども味わいの深い曲だなと思っています。

決して暗くはないくれど人の魂が昇天するような、ドビュッシーなりのレクイエム感が漂う小品ですね。この曲も概ね雰囲気や音色を捉えて演奏はできるようになりましたが、暗譜がまだまだな感じです。

【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】

3番はまだ楽譜ナシで演奏するのは怖いですが、感情をこめた表現の方はかなり練れてきているかなと思います。

4番は中間部の6小節以外は暗譜ができて、なんだけどその6小節の中のたった4小節が私にはとても暗譜が難しく、暗譜の面ではそこで苦戦しています。

4番全体でいうと、やはりまだあまりスピードが上げられず、時間がかかってしまうのが問題で、規定の演奏時間内におさめるためにはさらなる習熟が必要です。

とはいえ、かつては「こんなに難しそうな曲ゼッタイに弾けない」と思っていた夢のまた夢のような曲なので、それがなんとなく手中に入ってきているというのは、私の人生における快挙だなと、改めて思いました。

地道な努力って実を結ぶものですね。


【ドビュッシー 版画より「塔」、「グラナダの夕べ」】

コンクールの一次「グラナダの夕べ」でエントリーし、年内のピティナステップでは「塔」を弾くことにしたため、この2曲を暗譜で本番モードで通す練習。

福間洸太郞さんのギターライクな表現がとてもスペインの雰囲気が感じられていいなと思っています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?