【植栽家の日常】20240325 植栽工事5日め
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【今日も遠隔地出張の植栽工事でした】
トップ写真は現場に行く途中の路上植栽観察で見つけた見事な八重大輪のボケです😊
今日は遠隔地での大規模な植栽工事5日目でした。
朝5時台に群馬を出て現場に向かいました。
駐車場に停めてから現場まで地元の植生や植栽を観察しながら現場に向かいました。その土地その土地で植栽される植物の傾向が違ったりして、意外と植栽現場近くの民家の植栽を観察するととても参考になります。
今日はトップ写真のボケと、雨降りの天気で活き活きとロゼットが開いたヒワヒバが気になりました。
今日も本案件のとても特徴的、象徴的な見どころであるオブジェを完成させました。
日本の山野草を中心に組み合わせた植栽なのですが、そのあり方がとても不思議な感じに見えるように、ラフなスケッチをもとに、即興の要素も多く取りつつバランスをとって植栽構成していきました。
この案件のためだけに考えた特別なオブジェ。
植物の取り付けもセレクトもコーディネートも、私自らの手で行いました。とてもアートライクでオートクチュール的な作品になったと思います。
最後に私 太田敦雄の著作や掲載誌をいくつかご紹介します。
2024年1月16日発売（本記事執筆時点では発売前）のガーデニング雑誌「Garden&Garden vol.88 (Spring 2024)」。
巻頭特集「風景ガーデニング」にて、私 太田敦雄 / ACID NATURE 乙庭 を8ページにわたり掲載いただいています。私の設計案件の中でもこれまで一般誌で解説紹介していない2つの住宅を実例に写真豊富に、自分が思い描く植栽風景を形にしていく思考のコツなどについて解説しています。私のページ以外も人気ガーデナー、ガーデンデザイナーさんの多様な植栽事例をお楽しみいただけます。
私と、おぎはら植物園の荻原範雄さん、フローラ黒田園芸の黒田健太郎さん・和義さんご兄弟との共著作「グリーントータルプランツブック」。前半の1/3を私が執筆担当しており、実例も交えた植栽論と植物の解説をしています。
私の最初の著作本「刺激的・ガーデンプランツブック」は、出版社のご都合で現在絶版となっていますが、この本に書いた内容も含めて、今後の出版物に盛り込んで、なんらかの形で情報としてこれからも手に入るようにはしていきたいと思っています。
noteの「乙庭植物図鑑」では、これまでの著書では解説していない植物も積極的に取り上げていく予定です。
自分だけの特別なお庭造りの参考になれば幸いです😊✨
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