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【植栽家の日常】 20230921 複数案件をポモドーロテクニックで進めた1日

今日は急ぎの設計案件を進めたくて早朝から仕事をスタートしました。
案件としては2つなのですがやることがとても多くて、脳の許容量が頭の中がいっぱいな感じです。

片方の案件は、プロジェクトの中でも重要なフォーカルポイントになる制作物の設計とそのプレゼン資料(ビジュアルの見せ方にかなりクリエイティビティを要求される)の作成とプロジェクト全体の大規模な見積り。

もう片方の案件は最近入ってきたばかりのレストランの植栽案件ですが、オープンに間に合わせるために超急ぎ。こちらも全く新規で設計とプレゼン作成、施工者とやりとりして見積りを同時で進めています。

作案やプレゼン見せ方検討はクリエイティブなデザイン思考ワーク、プレゼンの文章作成などは筋道立てた論理的思考、見積りは数字の事務的な作業で、同じ案件の中でも脳の使い方が全く異なる作業なのと、案件ごとにその内容自体が全く別物なので、かなりワーキングメモリーを酷使して脳が消耗するんですよね。

とはいえ、早朝のうちは他所から電話やLINEなどの連絡がなく集中できるので、頑張ってどんどん進めました。

先日、ピアノの収録練習をポモドーロテクニックを使って集中度を高く維持しながら進めているということを書きました。

それと同様で、今日の複数植栽案件のマルチタスクも30分タームに分割して25分の集中と5分の休憩瞑想を繰り返してこなしていきました。

朝9時以降は、苗の大量入荷があったり、建築家や植栽の施工者とのやりとりもあって、いろいろ一進一退でしたが、まぁ、どちらの案件も私の頭の中には良いアイデアは出来上がっているので、あとは実現に向けてアウトプットしていくのみ。

期限に追われて大変な局面ではありますが、頑張っていきたいと思います!


仕事に疲れた隙間時間を使ってピアノ練習も頑張れました。

ウォーミングアップ

反進行のスケール シャープ0~2つの全6調
ツェルニー30番 17、19番

【初見練習 スクリャービン ピアノソナタ第2番】

はい、私的にはたいへんややこしく読みにくい曲ですが、頑張って4〜5ページめを読みました。

【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】

時間があまり取れなかったので、2曲とも1回通したのみ。


【ベートーヴェン 
創作主題による32の変奏曲】

今日は第32変奏に絞って練習しました。

【ショパン バラード第2番 op.38】

今日はお休み。


以下、コンクール曲の練習。

【スクリャービン エチュードop.2-1】

本番が近づいてきたので、超・本気で2回通し。


【コンクール用の新曲2曲 モンポウ「前奏曲第7番」、 ドビュッシー「燃える炭火に照らされた夕べ」】

前出のスクリャービンをメインに、大人っぽく、多彩で、かつまとまりのあるプログラムにしたくて熟慮して新曲2曲を選びました。

モンポウの「前奏曲 第7番」は、モンポウというよりはメシアンのような現代っぽさが神秘的な1曲です。

暗譜は完全ではありませんが、気分を本番モードにして、絶対間違えない気概で弾きました。

ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」は2001年に発見された遺作で、ドビュッシーが亡くなる前年の1917年に作曲されたとされ、史実的にはドビュッシーが生前最後に書いた作品です。

この曲も本番気分で弾く練習。まだ楽譜は見ていますが、表現についてはかなり意識を高めて弾きました。

前奏曲集第1巻「夕べの空気に漂う音と香り」や第2巻「カノープ」などの断片的な引用と思われるフレーズもあり、あまり知られていないけれども味わいの深い曲だなと思っています。

決して暗くはないくれど人の魂が昇天するような、ドビュッシーなりのレクイエム感が漂う小品ですね。この曲も概ね雰囲気や音色を捉えて演奏はできるようになりましたが、暗譜がまだまだな感じです。

【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】

3番は暗譜精度を高めるべく、楽譜を想起しながら、メロディを階名で歌いながら、超ゆっくりテンポで通しました。

4番はなんとなく適当に弾いているところをなくしていくために、1小節ずつ、片手練習、超ゆっくりと高速で弾く練習をしました。


【ドビュッシー 版画より「塔」、「グラナダの夕べ」】

SNSの同好会発表会で「グラナダの夕べ」を、10月末の舞台では「塔」を弾く予定で、2曲とも表現を重視しながら練習しました。

「グラナダの夕べ」は、福間洸太郞さんのギターライクな表現がとてもスペインの雰囲気が感じられていいなと思っています。



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