見出し画像

【植栽家の日常】20231004 外所邸 植栽工事 第2日目


【外所邸の植栽工事 第2日め】

昨日から、私が植栽設計を担当させていただいた、武田清明建築設計事務所設計の建築リノベーション案件 「外所邸」の植栽工事の施工を行っています。

工事2日めの今日はあいにくの雨で、大掛かりな樹木の移植作業はお休み。降ったり止んだりのお天気だったので、私と職人さん1名で本件特有のコンセプチュアルな剪定作業を少し進めました。

こういう日は現場がバタバタしてない分、作業しながらじっくり場所を観察して明日以降の作業の段取りや具体的な植栽のイメージもシュミレーションできて、あいにくのお天気ではありますが、悪いことばかりではないですね😊✨

明日はお天気回復するようなので、引き続き、良い植栽ができるよう頑張ります!


今日のピアノ練習

【ウォーミングアップ】

スケール シャープ系全調
ツェルニー30番 29、30番

【初見練習 パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード 第1集2番 「ブレリア」】

私にとってはたいへん難しい曲集なのですが、どの曲もお気に入りなので、マイペースでゆっくり取り組んでいます。

第2曲はたいへんスペインっぽい、フラメンコ的な要素の強い曲です。
今日は最初の2ページを読みました。


【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】

ファンキーは、1ページずつ間違えやすいところをチェックしながら、最後まで精密練習しました。

ボレロは超絶ゆっくりで、1小節ずつリズムの確認と暗譜をする感じで最初の2ページを練習しました。

【ベートーヴェン 
創作主題による32の変奏曲】

第20から32変奏を練習しました。

【ショパン バラード第2番 op.38】

今日はお休み。いろいろ忙しくでなかなかこの曲の練習ができません😅


以下、コンクールおよび年内の舞台曲シリーズ。

【スクリャービン エチュードop.2-1】

年内に複数回舞台に乗せる予定なので、舞台の複数曲プログラムの曲順で、譜面台を倒して暗譜での本番通しを数回しました。


【コンクール用の新曲3曲 モンポウ「前奏曲第7番」、 ドビュッシー「燃える炭火に照らされた夕べ」、 ファリャ「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」】

コンクールの2次地区本選では、前出のスクリャービンをメインに、コンセプチュアルなプログラムで、9分の持ち時間で小品を3曲弾きたいと思っています。

スクリャービン→モンポウまでは決まりで、3曲目はドビュッシーかファリャで迷い中でございます。

モンポウの「前奏曲 第7番」は、モンポウというよりはメシアンのような現代っぽさが神秘的な1曲です。

暗譜を進めるのとミスをなくして表現を深めるために、超絶ゆっくり、自分の音をよく聴きながらの練習をしました。

先週からプログラム3曲目の候補としてファリャの「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」が急浮上してきたのですが、今からの新曲準備は間に合わない可能性も高く、それまで練習していたドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」の練習も継続しています。

この曲は2001年に発見された遺作で、ドビュッシーが亡くなる前年の1917年に作曲されたとされ、史実的にはドビュッシーが生前最後に書いた作品です。

この曲も暗譜と表現付けを同時に進めるべく、超絶ゆっくり、楽譜と鍵盤を押さえる手の形を交互にビジュアル記憶しながら練習しました。

ここ数日の成果が出て、暗譜70%くらいな感じになってきました。

技術的に難しいということはありませんが、この曲の雰囲気を魅力的に表現しながら演奏するのはとても難しいと思います。

前奏曲集第1巻「夕べの空気に漂う音と香り」や第2巻「カノープ」などの断片的な引用と思われるフレーズもあり、あまり知られていないけれども味わいの深い曲だなと思っています。

決して暗くはないくれど人の魂が昇天するような、ドビュッシーなりのレクイエム感が漂う小品ですね。


スペインの作曲家 マヌエル・デ・ファリャ「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」は、先週に急遽思い立ちコンクール曲に加えました。

まだ譜読みから日が浅く、私の新曲習得力だと相当頑張らないと2次地区本選までにはいい感じに仕上げるのは難しいと思いますが、とにかく頑張ります!

もともとギターのために書かれた曲ですが、作曲者自身によるピアノ版があり、その版を弾きます。
この曲のラストでは、私が1次予選で弾いたドビュッシー「グラナダの夕べ」のラストのフレーズが登場するんですよ。

本コンクールでは、1次と2次も同じ先生が何人か重複で審査する場合があるので、1次2次を通して、ドビュッシーのグラナダで始まりドビュッシーの墓の捧げたグラナダで終わるプログラムを楽しんでいただけると嬉しいかなと。

この曲も練習と同時に暗譜を進めていて、1小節ずつ細かく練習しています。

【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】

3番は表現を深めることと、暗譜の強度を高めるために超ゆっくり、手の形を映像記憶しながら、かつ自分の音をよく聞きながら練習しました。
4番は、スピードアップも大きな課題なので、今日はメトロノームで完成形の速度とその60%程度の遅いテンポで数回通し練習しました。
速いテンポではまだ相当間違えますが、完成のための速度感は経験できたので、かなり頭の中では整理が進みました。


【ドビュッシー 版画より「塔」、「グラナダの夕べ」】

SNSの同好会の発表会を「グラナダの夕べ」でエントリーし、年内のピティナステップでは「塔」を弾きます。
なので、今回はエントリーした各舞台プログラム
「グラナダの夕べ」+「スクリャービン op.2-1」、
「塔」+「ラフマニノフ 楽興の時3番」
のセットで仮本番通しをしました。

グラナダの夕べは、福間洸太郞さんのギターライクな表現がとてもスペインの雰囲気が感じられていいなと思っています。
上の動画はドビュッシーの「グラナダの夕べ」とファリャの「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」を続けて弾いていて、まさに私のイメージにぴったりです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?