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【植栽家の日常】20240616 流派本部での生け花研究会に参加したりなど




【生け花の本部での研究会にてお家元に直接ご指導をいただきました】

今日は埼玉県にある生け花の流派本部で行われる研究会に参加し、お家元から直接のご指導をいただいてきました。

来月、流派の年1回開催の華道展に私も出品させていただくことになり、その出品作の準備として、出品作のイメージの自由花を生けて、作品の方向性が問題ないかとか、構成のアドバイスなど、お家元の視点からいろいろ助言をいただきました。


展示作品の花材は自分で自由に選んでよいとのことだったので、本番では自庭に植えてあるスペシャルな花や独自なダイナミック枝モノをメインに使おうと思っているのですが、今日それを切ってしまうと本番で使うの花材が足りなくなってしまうので、今日はそのメイン花材をどう使うつもりかをお家元に説明し、その花材は無しで全体で表現したいイメージを生けました。

ので、今日のリハーサル生けの作品は本番作品よりはかなり小さい仕上がりになっていますが、本番では異様なボリューム感を出せたらよいなと思っています。

今回の作品は結構キツく重めな素材感と色調で、「軽やかさ」とか「涼しげな感じ」とは真逆な作品にしたいなと思っていてお家元にも「暑苦しいくらいの感じにしたいです」とお伝えして、ご了承をいただきました(ややゴリ押し😅)

なんというか、研究会初参加ということもあって、私の作品は諸先輩方とはかなり毛色の異なる作風な感じでしたが、どこに行っても異端なのはいつものことなので比較的慣れてるのと😅、私的には「良い作品になりそう」という手応えは自身で感じており、お家元からも「表現したいことを明確に持っているようなので、それでよい」というお言葉をいただきましたので、私自身の思い描いた世界観を作品で表現できるように進めていきたいと思います。

引き続き良いお花を生けられるよう、精進して参ります😊


【今日の読書】



今日のピアノ練習覚え書き

今日は仕上げ曲に近づいている曲を中心に曲数絞って練習しました。

【ウォーミングアップ ハノンのスケール全調】


【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】

3、4番を暗譜で通しました。3番はテンポとデュナーミクを意識した通し練習。
4番は、客観的に自分の演奏を見るために動画収録しました。

【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード 1-1 ファンキー、1-3 ボレロ、1-2 ブレリア】

ファンキーは、片手ずつメトロノーム練習。両手合わせもメトロノームでゆっくり速度から今の自分にできる最速まで各種速度で。動画収録もしてみました。

ボレロもメトロノームで片手ずつと両手合わせ練習。

2番のブレリアもメトロノームで短く区切ってそれなりの速度まで上げての部分練習。

秋頃には3曲セットで舞台に乗せ始められるとよいかなと思っています。



最後に私 太田敦雄の著作や掲載誌をいくつかご紹介します。
2024年1月16日発売(本記事執筆時点では発売前)のガーデニング雑誌「Garden&Garden vol.88 (Spring 2024)」。
巻頭特集「風景ガーデニング」にて、私 太田敦雄 / ACID NATURE 乙庭 を8ページにわたり掲載いただいています。私の設計案件の中でもこれまで一般誌で解説紹介していない2つの住宅を実例に写真豊富に、自分が思い描く植栽風景を形にしていく思考のコツなどについて解説しています。私のページ以外も人気ガーデナー、ガーデンデザイナーさんの多様な植栽事例をお楽しみいただけます。


私と、おぎはら植物園の荻原範雄さん、フローラ黒田園芸の黒田健太郎さん・和義さんご兄弟との共著作「グリーントータルプランツブック」。前半の1/3を私が執筆担当しており、実例も交えた植栽論と植物の解説をしています。


私の最初の著作本「刺激的・ガーデンプランツブック」は、出版社のご都合で現在絶版となっていますが、この本に書いた内容も含めて、今後の出版物に盛り込んで、なんらかの形で情報としてこれからも手に入るようにはしていきたいと思っています。


noteの「乙庭植物図鑑」では、これまでの著書では解説していない植物も積極的に取り上げていく予定です。
自分だけの特別なお庭造りの参考になれば幸いです😊✨


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