EasyNegativeV2を試してみました!
こんにちは。あるいは、こんばんは。
少しずつStable Diffusionの環境が整い、エラーを吐くことも少なく経過しております。
EasyNegative
EasyNegativeはネガティブプロンプトの入力作業を簡略化できるとっても重要なモデルです。
ふとしたきっかけで、EasyNegativeの新しいものが出たことを知りましたので、使ってみました。gsdf様のCounterfeit-V3.0を公開しているページのembeddingフォルダに入っています。
Counterfeit-V3.0
EasyNegativeV2safetensors
モデルのダウンロード
上述のサイトから「Counterfeit-V3.0_fp16.safetensors」は「\Users\user\Dropbox\GitHub\clone\stable-diffusion-webui\models\Stable-diffusion」に、「EasyNegativeV2.safetensors」は「C:\Users\user\Dropbox\GitHub\clone\stable-diffusion-webui\embeddings」に格納します。
おまけ:Civitai Helper
「Counterfeit-V3.0_fp16.safetensors」は、拡張機能からもダウンロードできました。Stable-Diffusion-Webui-Civitai-Helperは、Civitaiのモデルを検索したりダウンロードしたりバージョン管理したりできるようです。
GitHubからクローンして導入できます。
cd /Users/user/Dropbox/GitHub/clone/stable-diffusion-webui/extensions
git clone https://github.com/butaixianran/Stable-Diffusion-Webui-Civitai-Helper.git
「Civitai」タブ
URLをペースト:https://github.com/butaixianran/Stable-Diffusion-Webui-Civitai-Helper
Get Model Info by Civitai Url
バージョンを選択
Download Model
バージョンの性能比較
CounterfeitのV2.5とV3.0
EasyNegativeの無印とV2 を比較してみます。
比較には、以前に紹介しました(と思ったらしていませんでした)、X/Y/Z plotを使用します。
まずはプロンプトを準備します。
ネガティブプロンプトにはEasyNegativeを入力しておきます。
X/Y/Z plotはWeb UIの一番下のほうにある「Script」から選択します。
3つのカテゴリについて順番に条件を変更して、グリッド上に並べて比較することができます。一度に2つの情報を並べて比較することになるので、X/Yプロットがメインの使い方になると思います。
おまけ:ControlNet v1.1.150で同じような構図で比較
ControlNetの「canny」を使用して、あらかじめ作成した画像を線画にして描画しました。
ControlNetは中段くらいにありますので展開します。
画像を確認します
左側がCounterfeitのV2.5、右側がCounterfeitのV3.0です。
色遣いが大きく異なるように思います。
V2.5では淡い色使いでしたが、V3.0では はっきりとした色使いになっている印象を受けます。
上段はEasyNegative、下段はEasyNegativeV2をネガティブプロンプトに入力しています。使用した画像では違いがよくわからないです。
最後にもう一回、風景画を入れてみます。
風景画ではV2.5のほうがはっきりとした色使いになっている印象を受けます。
EasyNegativeによる違いはわからないですね。
ダメ押しで他のモデルも比較してみましたが、EasyNegativeによる違いはわからないです。
まとめ
CounterfeitV2.5とV3.0の違いはあるようですが、見比べてみないと特徴がまだつかめないです。
stylesをX/Y/Z plotで指定できるので、多種多様なプロンプトセットを両モデルで比較するとはっきりするかもしれません。
好みの描画ができるまで、お試しするのがよさそうです。
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