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海外あちこち記 その2 バングラディシュの肥料工場建設サイト出張記
1979年12月、 バングラデイッシュのダッカから汽車に乗って肥料工場の建設サイトへ出張しました。
1、 バングラデイッシュの奥地に世銀の資金で国営肥料工場の建設が計画され、国際入札に参加した結果、工場内の製品搬送設備一式を落札しました。
工事が始まりサイトへ3人の据付指導員が派遣されました。サイトの下請業者には国際電話が設置されておらず、テレックス以外は週に一回ほど、一日1本だけ走る汽車に乗り、
海外あちこち記 その1 忘れられない二人、香港空港とグラスゴーのホテルで。
1)香港で (日本語ってこんなにきれいな・・)
昭和50年代のある年、香港空港で乗り継ぎのため待合室にいました。その時、70歳少し前くらいに見える女性から「日本の方ですか?」と声をかけられました。「そうです」と答えると、懐かしそうに、「東京もすっかり変わったのでしょうね。わたくしは戦争前に東京の女学校に行っておりました。現在は台湾の南部の町で暮らしておりますが、久しぶりに日本の方とお話をいたし
10ヶ月児とのアイコンタクト
電車の中に入っていくと2人席の一つが空いていたが、窓際の席には若いのが大きく足を広げていた。
もう少し先を見ると女性の横が空いていたのでそちらに座った。
座って気がつくと彼女は赤ちゃんを膝に乗せていた。足元には大きなカバンとリュックが置いてあり、隣の席にはみ出さないようにつつましく縦に積んである。
彼女の足がようやく下におろせるくらいの大きな荷物だった。
そんな荷物なので孫を見せに実家に里帰りし
裁判長の余計なお世話。ライブドア粉飾事件の堀江貴文被告に対する裁判の判決
2007年 3月16日に堀江貴文被告に対する裁判の判決が出ました。
報道によると{判決後、小坂裁判長は、ハンディキャップを背負った子供の母親から裁判所に届いた手紙を取り上げた。
堀江前社長にあこがれ、働いてためた金でライブドア株を買い、今も大切に持っているという。
「裁判所は有罪判決を下したが、被告人の生き方すべてを否定したわけではない。この子供のように被告人に勇気づけられた多くの人たちに思
「佐藤康雄 東京消防庁警防部長と 隊長たち」 福島原発第一発電所事故 と 東京消防庁の働き
口ごもることなく、きびきびと、しかも聞き取りやすい音量で喋る人物がテレビ画面に映っていた。
字幕を見ると、福島原発の3号機の放水作業の総指揮を執った「佐藤康雄東京消防庁警防部長」だった。
彼の部下が実行した作業を時系列に沿って、開始から終了まで丁寧に目に見えるように説明していく。実に小気味がいい。
実務に精通している人だけが自然に醸し出す自信と余裕。
今度の原発事故関係でテレビに現れた日本人の