夢で会う人、2
今朝の夢は起きたらなんとも恥ずかしい気持ちになった。
年に一回ぐらい、いまは数年に一度かな? 夢に出てくる人がいる。今朝もその人の夢を見ていた。
以前にもnoteに書いたことがあるのでそちらもよかったらご覧ください。
夢で会う人|藤村阿智 AchiFujimura|note
https://note.com/achifujimura/n/n61c5a678abd9
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夢の中のわたしは、どうも「最後の日」らしい。今日が終わったら当分そこへは来ない……ようだが、何処なのか、年齢がいくつの設定なのかよくわからない。
ショッピングモールというか、ずどーんと広い商業施設にいるようだ。
シネコン脇のフードコートで出会った60歳ぐらいの渋い、枯れた感じの男性に「今日はらきすたの映画のリバイバルだから見に来たんだ」とその内容を聞かされていた。
他の人も来て話に加わったので、私はその場を離脱して靴を履いていると、そこに「彼」が通りがかるようにやってきた。
「あっ、〇〇くんもいま帰るところ? 私もなんだ~、一緒に帰ろうか」
珍しく彼は「わかりやすく」もじもじしている。私と会うのは今日が最後だと分かっている様子もあった。
無人駅で、屋根もないホームにイスが4つ並んだだけのベンチで並んで座って列車を待ち、すっかり暗くなった夜空を見たりしながらたわいもない話をしていた。
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ん~~~。
もじもじしているのは伝わってくるが……私がどんなに隙を作っても好きだと言ってくれない。別に私のこと好きでもなんでもなくて、私だけがそう思っている、とんでもない勘違いなのかもしれないな。
時折だまったり、目をみたり、お互い「えへへ、、」みたいに笑い合ったりするけど、ただそれだけ。今日で最後なのに、そんな風に焦っているのは私だけなんだろうか……
「あのね……」ちょっと突っつきたいと思って精一杯思わせぶりな声を出して私は彼にこう告げた。
「私、実はループしてて、未来から戻ってきてるんだ」
「えっ? つまりどういうこと……?」
彼は照れたようすでこちらを見た。
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というところで目が覚めた。まあだいたいこんな感じだよね。どうして起きる時間にちょうど合わせて夢を見るんだろうか? 大体うまくいかないで終わるよね。
それにしても、そんな「待ち」の感じの夢ばっかり見るなあ。実際相手の人に私が強烈に恋したことはなくて、好きなのかな?うーん?えへへ? みたいな、嫌いじゃないんだけど……的な感じだったからなあ。好かれてるんだったら文句なしにうれしいって感じ(なんだそりゃ)。
ほんとうに好きだなって思ったら相手にミャクがあるかどうかとかあんまり気にせず突っ込んでいくタイプですよ私は。
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夢の話でした。
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