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学びたいこと。

私は6年前に工業高校を卒業して今は工場でマシンオペレーターとして働いている。

今の仕事は正直なところ性に合っていて、仕事の量や始業時間(単に私が遅刻魔なだけだが)にしか不満はない。欲を言えば給料がもっと欲しいけれど生活基盤は現状十分安定している。まぁ、多いに越したことはないのだけれど。

最近はnoteやnoteをキッカケに小説を書いているのだけれど高校の頃と比べて圧倒的に脳の衰えを感じている。小説はキャンパスノートに書いているのだけれど漢字が全然出てこないし集中力が切れやすくなっているような気がする。昔はもっと没頭していたはずだ。酒のせいだろうか。酒を飲みながら書くのはやはりあまりよろしくないのかもしれないと思って酒を飲まずに書いてみたがあんまり変わらなかった。むしろ余計な事を考えてしまう分進まない。noteも基本酒を飲みながら書いて、そのままか素面の時に推敲して投稿している。誤字脱字には目をつぶって欲しい。



学生の時の私はあまり真面目な学生ではなかった。勉強は嫌いだったし、テスト前1週間だけ勉強していればクラス上位に食い込めたから中学の頃からもっとちゃんと勉強をしていれば案外よい高校に行く事が出来たかもしれないなと思うけれど今の親友は高校の時に知り合っているし勉強してなくて正解だったなと思う。いつだったか彼もそう言っていた。気持ち悪い。ホモかよ。

最近勉強したいなと思う。去年は資格の勉強をしていたが前述の通り今の会社は気に入っているし、資格の勉強はあまり楽しくない。マシンオペレーターという仕事上あまり資格は必要ないし使うのはクレーンやフォークリフトくらいで高校時代に頑張って取ったエアコンを取り付けられたりガソリンを扱える国家資格は役に立ってない。身分証なら免許証があるし。

何かもうちょっと興味のある事を探す為に勉強をしたいのだけれどそう考えると大学に行ってもよかったのかもしれないなと思う。金銭的な理由で無理だったけれど。

大学とはどういったものなのかも正直わかってない。友人の通う大学の学祭でナンパしたり、ちゃっかり打ち上げに参加した事しかなく、大学はいわば私にとって未知の場所。女風呂とかマンホールの下とかとなんら変わらない未知の世界だ。

高校の頃は家を出て独力で生きる事ばかり考えていたし、勉強したくなかったからなんの疑問もなく就職したのだけれど今私がいろいろな学問に興味が出てきたのは随分と皮肉な事だなと思う。

とにかく文化について勉強がしたいなと思っている。文学史や美術史とか。民俗学にも興味があるし、技術屋として機械についても勉強がしたい。今になって知識という物の尊さに気が付いたように思う。


生きる為に仕事をするのにもう飽きてしまっている。お金が貯まったら大学にでも通ってみようかな。

ひとまず英語でも勉強してみよう。好きな本を原文で読んでみたいし外国人と談笑してみたい。私のユーモアが通用するかは別だけれど。

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