![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34656133/rectangle_large_type_2_84257003ddd233b35d88f0b705503482.jpeg?width=800)
仕事場という「やくどころ」が居場所になるために、 あなたの「強さと孤独」に、ぼくはコーチとして寄り添いたい。
拝啓、見捨てることのない世界をともに作る仲間たちへ
「あなたの居場所はどこですか?」
この問いを心に当てた時、あなたは何を思い浮かべましたか?
どこかのコミュニティ、オンラインサロン、バイト先、常連の居酒屋、旧友、シェアハウス。僕もシェアハウスに住んでいます。毎日7人と同じ蛇口から水を飲んでいます。
さて、この問いを心に当てた時、あなたの職場を思い浮かべた方はどれくらいいたでしょうか。居場所、コミュニティといった言葉が当たり前のように使われるようになって、多くの方が居場所の大切さを意識るすようになったと思います。ただ、その他しようが職場以外の場所に向きやすくなっているように僕は感じます。職場以外で「居場所」を感じるようにしてしまう。
でも、あなたは職場で多くの時間を費やしています。社会人の人は、毎週40時間ほど。あなたが多く時間を費やしている職場は、貴方の居場所になっていますか。
どんなにサードプレイスが居場所になったとしても、一番多く時間をついやすであろう職場が居場所になっていないのは、根本の解決になっているのか。
職場が居場所でないのは悲しいこと。だってそれは、「あなたは何があってもそこにいい」という安心感がないから。
たとえ頑張っていたとしても、どこか見捨てられるんじゃないか、できないといちゃいけないんじゃないか、という恐怖がそこにあるから。怖さがあることがダメなんじゃない。その怖さではなく、安心から出てくるエネルギーが私たちが本当に求めているものだと僕は信じています。あなたの可能性が、安心することによって花開いていくと、僕は信じています。
僕の頭には「見捨てる」という言葉はありません。
「どうしてそんなに見捨てるの?しかもこんな近い人を。だって僕らはファミリーじゃないか。」
そんなことを心の底で思っています。
「成果を出さないといちゃいけない」
「頑張らないといけない。」
そう思いながら職場で怖さと戦っている人はいないでしょうか。
そう思いながら生き続けることが、どんなに辛いことか。しばらくは走り続けられてたとしても、どこかでしんどさがあふれてくる。成果を否定したいんじゃない。成果と安心は共存するものだってことを言いたいんです。
だから僕は伝えたい。
仕事場という「やくどころ」があなたん居場所になるために、あなたの強さと孤独に向き合いたい。
少しばかり僕の話をさせてください。
そんな僕は実は、安心できない人間です。
「仕事ができないと、ここにはいれない。」
「いいこじゃないと、家には入れない」
そんなことを自分にいいきかせて、僕は怖さを原動力に生きてきました。学歴はそこそこ優秀。偏差値は70オーバー。バイトをしたら、だいたいリーダーをまかせられる。
第一印象で強そう、できそう、とみなさんが感じる部分は、そんな安心できない自分が進んできた道です。
でも、どこかずっと安心できない。
だから、狂気じみた働き方をします。夜中まで平気で仕事をします。気がついたら、週末はずっとねこみます。
そんなことに気が付いたのは、今年の4月。在宅ワークを一緒にしていたルームメイトに、狂気じみていると言われました。
「どうしてそんなにがんばるの?」と、自分に聞いてみたら、「やりたいからやっている」とうわべで答えます。
でもそれだけじゃない。
仕事を頑張らないと、結果をださないといちゃいけない。
結果をだすから、「職場に居てもいい。」と思っている。
でも、身体が限界でした。心は都合がいいので「やりたいことやっているやん」と自分を前に向かせますが、体は「お前もう無理だよ」と言ってきます。
そんなことがあったので、上司に伝えてみました。
「僕は安心できません。できないといちゃいけないと思っています。」と。
そんな僕に上司は言ってくれました。
「できるできないじゃなくて、一緒に働きたいんだ」
仕事ができなくなって、いていいんだよ。その一言で、はじめて僕は職場で安心することができました。もう狂気じみた働き方をする必要はない。
安心するためにではなく、自分がしたいことをするために働けるんだと。
今一番時間とエネルギーを使っているところが、一番の居場所になりました。
さて、この話をさせてもらったのは、僕が「強さと孤独」に寄り添いたいというのをみなさんに伝えたいからです。
競争、評価、市場原理。資本主義の下でいきるからこそ、そういった原理にのっとるために、人は強さを磨いてきました。
その中で頑張ってきた人たち。仕事ができてしまう人。強さを磨いてきた一方で、安心を捨ててきた人たちがたくさんいると思います。
強さをもつあなたにこそ、孤独と戦ってきたあなたにこそ、僕は安心して欲しい。
安心するために使っていたエネルギーを、あなたが実現したい未来をつくるために使って欲しい。
成果をただ出すだけでなく、職場という居場所で共に分かち合って欲しい。
その一歩として、あなたの職場が居場所になって欲しい。
居場所になるというのは、ただ心理的安全を作りに行くことだけではありません。
あなたの「実現したい未来」を描いていくこと。
作りたい成果に向かうための行動と向き合うこと。
そして、その目標と今のギャップを直視して向き合うこと。
居場所にも2種類あります。
一つは「よりどころ」。安心すること。いちゃいけないんじゃないか、という恐怖がへっていくようにすること
もう一つは、「やくどころ」。あなたの役をつくること。あなたの色、特徴や強みが生かされて、あなただけの「やくわり」を体現できていること
僕はあなたの「強さと孤独」に寄り添うためにコーチングをします。
僕はあなたを見捨てません。強さと孤独を抱えた僕だからこそ、あなたのそれにも寄り添うことができます。
あなたの役を作っていくために、チームの中で気持ちを分かち合っていくのをサポートします。胸ぐらを掴むコミュニケーションをしづづけてきた僕だからこそ、人の胸ぐらの掴み方は熟知しています。
僕の頭の中に、見捨てるという言葉はありません。一度ファミリーになった人は、なにがあっても見捨てない。その厚かましさが、あなたを「職場はファミリー」という世界へと誘います。
僕は今、ガイアックスという会社の社内コーチをしています。みんな力に溢れた人たち。でも、そんな人たちだからこそ、強さと孤独を胸に抱えています。
僕はこの人たちに寄り添いたい。そしてこの会社がみんなの居場所にしたい。
そうなったら、日本が変わる。会社が居場所になることが最高だという例を、日本中に伝えることができる。
だから僕は、この会社で最初の一歩を踏み出しています。それが僕の実現したい未来につながると確信しているから。
「あなたの居場所はどこですか?」
「職場はあなたにとって居場所ですか_」
仕事場という「やくどころ」が一番の居場所になるために、あなたの「強さと孤独」に、ぼくは寄り添いたい。
一緒に手を取り合って進みましょう。
共に幸せを感じられる日を楽しみにしています。
2020年9月7日
宇田川寛和より
*はぐくむコーチングスクールStep up編最終回で読み上げた文章をそのまま引用しております。
*個人でもコーチとして活動しております。ご興味があるかたはtwitterにてDMでお待ちしております。
https://twitter.com/hirokazuuu3
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?