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『助産師に学ぶ、妊娠・出産を見据えたライフプラン設計講座』に参加してみて

こんにちは、あーちゃんです。

私は昨日、先週に引き続き、「SHElikes」主催のイベントにzoom参加してきました!今回、参加した講座は、『助産師に学ぶ、妊娠・出産を見据えたライフプラン設計講座』です❣️

女性参加者の方がほとんどでしたが、男性にもぜひ聞いていただき内容だと感じたので、まとめてみますね!

妊娠・出産・育児を経験したことのない人にとっては、知らない情報も多いと思いますので、ぜひご覧いただければなと思います。

また、「妊娠・出産を見据えたライフプラン設計」は学生の内に知っておきたい内容でもあるので、学生の方にもおすすめです。

イベント主催の「SHElikes」については、前回の記事で軽くまとめているので、今回は省略しますね。気になる方は、こちらの記事をご覧ください。

今回の講座も学ぶことが多く、文章が長くなってしまいますが、最後までお付き合いいただければと思います。

ライフプランとは?

そもそも『ライフプラン』とは、何でしょう?

私の認識は、"未来に起こりうるであろうことを予測して、大雑把に立てる計画"のこと。

皆さんは、どのような認識をされておりますでしょうか。もし、よければ一度考えてみてください!

ちなみに、今回の講座の中での『ライフプラン』の定義は、『人生の中で起こりうる大きなイベントを予め把握し、見通しを立てる設計図』のことでした。

どうでしたか?皆さんの考えに近かったでしょうか?

もちろん、自分が立てた『ライフプラン』の通りに物事を進めていくことは中々難しいかもしれません。しかし、大きなイベントを予めある程度予測しておくことで、これから起こる様々な出来事に対応しやすくなるのではないでしょうか。

『ライフプラン』を立てる目的は、『大切な家族との時間』、『仕事に対するやりがい』、『女性として生きる』ことを大切にするためです。

そして、『ライフプラン』を立てていく上で、特に女性にとって"出産・育児"は大きなイベントです。だからこそ、『妊娠・出産・育児』の知識を身に付けた上で、『ライフプラン』を設計していくことが大切になってきます。

また、現在は、

"子供を産むか産まないか決められる時代"

でもあります。

周りの意見に惑わされず、自分で納得できるような選択をしていきたいですね!

助産師について

今回、助産師の方に『妊娠・出産・育児』についての情報を教えていただきました。普段、助産師さんと出会う機会がないため、とても貴重な経験をさせていただきました。

助産師さんは、妊娠・出産・育児のエキスパートです。

皆さんは、助産師さんって全国に何人くらいいるかご存知ですか?

もちろん!私は知りませんでした。笑

正解は、…約3万5,000人だそうです!

妊娠に向けての情報

現在の日本では、結婚・出産の平均年齢が30才となっていますが、高齢出産と呼ばれる年齢は35歳以上です。そう考えると意外と時間は限られていますよね💦

また、20代後半〜30代前半で自然妊娠をする確率は、何%ぐらいだと思いますか?

正解は、40%だそうです。40%って半分切ってますよね…。ちょうど結婚する人が多い20代後半〜30代前半でその確率ということは、どうしても子供が欲しい場合、付き合っている段階から子供のことについても軽く話し合っておいた方が良さそうです。

そして、絶対に子供が2人欲しい場合は、27歳から妊活が必要になってくるそうです。


また、現在は6組に1組が不妊治療をしているとも言われています。

では、そもそも『不妊症』って何でしょう?

不妊症とは…避妊せずに定期的な性生活がありながらも、1年以内に妊娠が実現しないこと

ふむふむ、最低でも1年は経ってみないと不妊症かどうかもわからないんですね。※ちなみに、1年待たずとも「不妊症が心配な時はクリニックにすぐにご相談ください。」とのことです。

不妊症と聞くと、女性の体に原因があると思われがちですが、実は原因の50%が男性(男性のみ+夫婦両方)の場合もあります。現在、男性の4人に1人が精子の状態に問題があることもわかっています。

今では、精子の状態を自宅で気軽にチェックできるキットもあるそうなので、こういったサービスを利用して検査してみても良さそうですね!

そして、不妊治療の方法は大まかにまとめると3種類になります。

タイミング法(半年)→人工授精(1年)→体外受精(1年半〜)

※(不妊治療を始めてからかかる期間)

長期戦になることが多いそうです。

また、金銭的なことを言うと、1番高度な生殖医療だと30万円〜80万円かかるそうです。

不妊治療ってこんなに時間とお金がかかるなんて知らなかった💦

こうして時間とお金をかけて不妊治療した末に妊娠できたとしても、流産してしまう確率は15%あります。(病院で確認される妊娠の内)

これは7人に1人の確率です。ちなみに、流産の原因の60〜80%は胎児の染色体異常になるそうです。

こうやって考えると、妊娠して出産できるのはすごい確率なんですね…。


少し話はズレますが、若い内に卵子を取り出しておくサービスもあります。

今回、ご紹介いただいたのは"株式会社ステラ"です。

出産・育児に向けての情報

実は、妊娠してから出産するまでの間で、妊娠3ヶ月〜4ヶ月がやることが一番多いそうです。例えば、どこの病院で産むのか決めて予約をしたり、職場でのサポートを調べたり、国や市のサポートではどのようなものが使えるのか?などです。

つわりがひどい方などは、この期間に調べるのは大変なので予め調べておくことがポイントです。

病院の選び方のポイントは、①医療の安全性、②スタッフとの距離感、③お産スタイル、④入院環境、です。

職場の手続きについては、男女雇用均等法が役に立ちます!

そして、1回の妊娠・出産にかかる費用は、平均78万円となっています。ただし、国から補助金が出るものもありますので、実際はもう少しお安くはなります。

赤ちゃんがこの世に誕生してくるだけでもこんなに費用がかかってしまうんですね💦

今の私たちにできることは?

妊娠をしていない段階で、今の私たちにできることは何でしょうか?

まずは、自分の体のことを知ることが大切です。できることなら、女性はブライダルチェック(数万円くらい)を受けておくのがおすすめだそうです。

↓ブライダルチェックについて

また、女性の場合は生理が健康のバロメーターになるので、周期通りに来るか、痛みはないかなどを参考に健康状態を確認するのもおすすめだそうです。それに併せて基礎体温を図るのも健康チェックのために有効です。

そして、20代から婦人科に行く習慣を身につけ、子宮頸癌検診は1年に1回は受けて欲しいとのことです。

最後に、妊娠・出産・育児について困ったことがあった時には、「じょさんしonline」という子育てサポートをしてくれるサイトがあるので、こちらの活用もおすすめだそうです。

ライフプラン設計について

ライフプラン設計をするに当たって、まずは理想の状態を項目別に考えました。

*家族構成:子供の有無、同居家族の有無

*仕事:昇進・転職・独立

*結婚:する or しない

*出産:時期、場所

*子育て・教育:受験の有無、習い事

*住居:マイホームの購入 or 賃貸

*趣味:費やす時間、タイミング

*健康:検診、家族の介護

あとは、Excel表に記入するだけです。

2020年時点スタートで、自分やパートナー、親、子供の年齢を記入して、上の項目に沿ってライフプランを考えていきます。

感想

私は「妊娠・出産・育児」は、年齢を重ねれば、何も気にせず当たり前にできることだと心のどこかで思っていました。

ですが、今回の話を聞いて、「妊娠・出産・育児」は当たり前にできることではないし、例え子供が欲しかったとしても、子供を授かれる確率はそんなに高くないことを実感しました。

ただ、だからと言って、不安になったり怯えるのではなく、今は「妊娠・出産・育児」に対するサポート体制も整ってきているので、情報を知って上手く使っていくことが大切だとも思いました。

ライフプラン設計については、表にしてみると、意外と残された人生が短いことがわかり、将来に対する漠然とした不安が少しクリアになったようにも感じます。(人生が短いなら、淡々とやることをやるしかないな、と。)

結婚する場合、しない場合。出産する場合、しない場合。仕事の昇進をする場合、転職する場合、独立する場合。

焦らず、少しずつ選択をして、ライフプラン設計を通じて理想を描いていこうと思いました。

最後に、私は今回の講座を通して、『こんなに大切な情報をどうして学校で教えないんだろう?』と強く思いました。

もちろん今、知れたことも素晴らしいと思うのですが、できることなら、学生の時に知りたかったと思いました。

やっぱり、知っているのと知らないのとでは、これから人生を生きていく上での心構えも変わると思います。

『今回の講義で学んだことが少しでもお伝えできていたらいいな。』そんなことを思いながら、この記事を書いてみました。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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