「バッドガールのゐる風景」
Googleドライブを漁っていたら、2010年、つまり2冊目の本『明治大正昭和 不良少女伝 莫連女と少女ギャング団』が出た翌年に、とにかく連載が欲しくて某誌にプレゼンした時のPDFが出てきた。
当時、デザイナーとして誌面デザインを数回させていただいた縁があったこともあり、先方の雑誌デザインに寄せている。
タイトルは「明治大正昭和 東京盛り場遊覧ツアー バッドガールのゐる風景」。
当時の企画書によると「明治半ばから生まれたとされる戦前の不良少女の事件記事を、東京15区(1878(明治11)〜1932(昭和7)年の区分)、つまり麹町区、神田区、日本橋区、京橋区、芝区、麻布区、赤坂区、四谷区、牛込区、小石川区、本郷区、下谷区、浅草区、本所区、深川区のなかから毎月一区とりあげ、事件現場の今昔や時代背景、不良少年少女の行状などを写真や地図などのビジュアルを入れつつ、解説。戦前の盛り場、を遊覧する連載企画です」とのこと。
街歩き要素を取り入れたところがポイントだった。
でも没だった。わはは。
どこが駄目だったのかいまだによくわからないけど、内容がどうというより誰が書くかという問題だったのかな。つまり、知名度が足りなかったのではと思う。まあ、よくわからないけど。とはいえ、今でも密かに気に入っている企画である。
【本日のスコーピオンズ】
53曲目「He's a Woman, She's a Man (Live 27.04.1978)」
5th アルバム『蠍団爆発!! スコーピオンズ・ライヴ Tokyo Tapes(Live)』(1978)より。
今回も1978年4月27日に中野サンプラザで行われたライブ盤から。
おお、多様性の時代にふさわしい曲ですね。
なんだろう、いいんじゃないでしょうか、さらっとしてて。
困るなあ、ライブ盤は普通に盛り上がっちゃうんよな、曲が好きとか嫌いとかそういう次元ではなくなってしまう。
思えば、好きなアイドルもそうだった。
イマイチだなーと思う曲でもライブでは盛り上がってしまう。
ただのチョロい人間であります。
感想は以上です。