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奇跡がよぶ、さらなる奇跡。あるサッカー少年のお話 2022.06.10

2022年6月10日。一粒万倍日と天赦日が重なる、スーパーラッキーDay。

その日に起きた奇跡を、記しておこう。


小2息子。

サッカー大好き。

週に一回、金曜日は、片道90分ほど離れた場所へ、サッカーの練習に行く。松本山雅のサッカー教室。(その日以外は、週3-4日は地元 白馬のチームで練習)

今日は金曜日!学校終わりに、一路、松本へ!

…ところが。天候不順によるレッスン中止のメールが来ていたのに、ワタシは運転中で気づかずw。

現場到着後、ガラガラの駐車場をみて、やっちまったー!笑
と。

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(遠くのコートでは、高校生の練習は行われている。お兄さんになると、天候関係なく試合をするプロの条件に近づくんだな)


でも。せっかく来たし、到着時は雨も降っていなかったので。駐車場脇に設置されている、"誰でも使えるサッカーゴール”で、少しだけボールを蹴ってから帰ることにした。

いつもの練習終わりに友人と残って練習?遊び?でボールを蹴る場所。今日は、息子ひとりで蹴っていたら。高校生の練習場にいた見知らぬコーチがこちらに声をかけてくれた。
(休講と気づかず来てしまってスミマセン。。あちらで少し蹴っていても構いませんか。と、ただただ恐縮する母w)

できるだけ両足で蹴った方がいいよ!と、こちらへ近づいてきた息子に声を掛けてくださった。


白馬から来たと知って遠路の空振りを可哀想に思ってくれたのか、息子がボールを蹴る様子を見てサッカー好きなんだなと思ってくれた?、のか。

じゃ、少し一緒にやろうか、と言ってくださり。
高校生のコートの端っこ空いた所に入れてくれて。
なんと、マンツーマンで指導!!してくださることに。いいんですか!!!!

ひょえー!!!! どうもありがとうございます!!!

お時間は大丈夫ですか?と聞いてくださり。もう、こちらは何時でも。コーチのご都合もあると思いますので、5分でも10分でも…。(コーチのお時間の許すところで…)


パスしながら走る、パスを受けた後にディフェンスを避けて前進、などの基礎練習。


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息子、圧倒的に左足のパスが下手w。本人も苦笑のレベル。


さらには。
そのあと雨が降ってきて、屋根のある場所に移動して、さらにみてくださることに。。

(移動時にコーチのお名前を聞いたが、ワタシにはピンと来ず。サッカー詳しくなくて本当スミマセン…w。「ネットで検索してもらったら何かしら出てくると思いますよ」、とお優しい言葉。。)


屋根下のコートでは、1対1など。コーチはリフティングだけで前進し、息子をヒョイっと飛び越える軽々ゴール。すごいw

その後、若手コーチ2人も後からやってきて、息子1人に対して、まさかのコーチ3人に!!🤣🤣🤣 

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いつものレッスン終わりの時刻の、それよりさらに10分後に、プライベートレッスン終了。

息子、真っ赤な顔、汗だく。泥水のような汗が額やこめかみに流れている。キラキラした瞳。


いやー。こんな貴重な経験をさせていただき、本当に感謝です。どうもありがとうございました!!!


で。

その、最初に声をかけてくださった人は、

なんと。

元Jリーガー元日本代表、現コーチ陣の指導者 コーチ達のコーチ!山雅ユースの責任者。)
の人でした。

後で分かった。カズやラモス、北沢と一緒に選手時代を過ごし、Jリーグ創設期の読売で活躍されていた方だったとは。。

菊原 志郎氏でした。。

サッカー分かる人にはわかる、その。笑 


無知ってすごい😆。(←ワタシのことw)

話している途中で、

ん?!?!、
この人、なんだかすごい人なんだろうなとは思ってきたけれどw、
知らない私は、臆せず、フツーに会話を。😆😆😆

無知のチカラは偉大!!(←ワタシのこと!)

子どもへの指導のことや、中国のサッカー動向や、ためになるお話しをたくさん聞かせていただいた。(普段はコーチの指導をされていて、チームのフィロソフィ(哲学)がコーチを通じて選手たちに広まり、しっかり根付かせること、が役割でいらっしゃると。)

現在の松本山雅監督の名波 浩氏が、現役で選手だった時に、菊原氏がコーチとして指導されていたそうだ。。 

んー。さすがにその話を聞いたときには、ワタシでも分かった笑。「いま、ものすごい人と話している!!!」と。


なんと素晴らしい機会。。

本当に。

どうもありがとうございました‼️


(後で気づいた。若手コーチ2人も、入ってきてくださった理由。それは、彼らのボスが子どもとボールを蹴っていたから。代わりに来てくれたんだと思うーw)

そして。寒くないですか? とか。雨が降ってきましたね、濡れていませんか? とか(最終的には、屋根下コートの中に一緒に立たせていただいた)  。 優しい。気配りがすごい!!! 

そう、サッカーを極めたみなさんは、優しい!!んだよな。息子よ、キミもそんなオトナになるかな(^^)v


そして。最後に。(たくさん練習して)またうまくなったら、また一緒にやろうね、と息子に言ってくださった。

息子よ。キミに伝わりますように。。



【菊原氏 談話メモ】

・親は(サッカーの)指示を出さないこと。黙って見守ること。子どもは、練習や試合時にも親の声は耳に入り、指示を拾う。試合中に自分で考える力を奪ってしまうので、親は言わないこと。 (本当にこれ。。ついあれこれ言いたくなると思うが、とフォローしてくださったものの。自分で考える力をつけたいならば、親はどうする? ひゃー、気をつけよう!!!)

・小6までは、色々なスポーツを経験した。空手、スキー、水泳などなど。サッカーは週2だったそう。色々と経験した中で、自分に向いていると思うもの、好きなものを選ぶとよい。選択肢がもてる。サッカーだけをしていると、やっぱりサッカー好きではないとなったときに、選択肢がなくなるため。

・夢中になれることがあるのはよい。サッカーでも、音楽でも、絵を描くことでも。どんなことでもよいので、子どもの時に興味をもって、夢中になれることがあるとよい。(ワタシは子どもの夢中を、応援しよう。 …小5姉はナニに夢中だろうか?ワタシは彼女の夢中も応援できているか??と、ふと思った。。)

・上手なオトナと練習をすると、気づきがある瞬間があり、ふっと上手になることがある。下手な子どもたち同士で練習していてもそこまで上手にならない笑。上手なオトナと練習する機会があるとよい。僕たちもそうやって練習してきた。(だからこうして今日、練習をつけてくださったのだろう)

・左足の練習。活躍している選手は、両方の脚を同じように使える。将来的に活躍したいならば、左足も練習すること。 (この点は、優しくだけれど、何度も何度も本人にも言ってくださった。息子にも伝わるとよいのだが。。)

右足のパス時にはうまい!と誉めてくれたり。ドリブルで自陣に戻るときに、早い!と誉めてくれたり。練習の終わり頃には、今日だけでも左足が上手くなったねと誉めてくれたり。とにかく誉めて誉めて誉めてくださる方。んー、誉めて伸ばすだなぁ、やっぱり。


本当に。。貴重な機会を、どうもありがとうございました!!!!!


【菊原志郎氏 こんな人】

・「ヨミウリ天才少年」

・Jリーガー

・日本代表

・中国のプロチームで育成の責任者として活動。(鄧小平がサッカー教育に力を入れ、指導者としての実力を買われ、5年間中国にいたそうだ)



母の反省としては。練習を終えた後に、片付けを促したが、声が聞こえていなかったと。んー。ちゃんと片付けまでできる人になってほしい。(息子のええとこを見せたかったのもあるかもw)

→ 伝え方の練習でもあるなと。 片付けなさい、はダメ。 次にお兄さん達が使うって。これどうするの? などかなぁ。。


そして。ミーハーな母は、後から思うのだった。

写真!!!息子との写真を撮らせてもらえばよかった!!笑



貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました‼️

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