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キミ は 優しい 2020.06.25 - 息子5歳の巻

梅雨の、ある晩のできごと。
細く開けた窓から入ってくる夜風が、少し肌寒い。

あー、今日はよく頑張った。さすがに疲れた。。

と、もう眠くてねむくて仕方がない母は、
どうにもならず、
なだれ込むように、リビングの床に寝っ転がった。
まだ夜ゴハンの片付けしてないし、今日のブログも書いてないし。。
寝る支度もまだだし、明日の準備もできてないけど。
まだ、まだ、まだ、ない、ない、ない…笑。
でも、眠た過ぎ。少し休憩させて。。少しだけ。。。

と、目を閉じる。

するとそこへ、
風呂上がり、パジャマに着替えて歯磨きも終わった息子、
5歳がやってきた。


ママ、もう寝るの? おシゴトもう終わった??

んー、まだだけど、ちょっと休憩させてー。

ここで寝たら風邪ひいちゃうよ。ショファ(ソファ)でゴロンしたら?

んー、ママは強いから大丈夫、風邪引かないよー (本当はソファへの移動すら難儀w。そしてソファに横になったら本格的に寝ちゃいそうだし)。


…そんな会話が、
床の上で目を閉じたままのワタシと息子で交わされた。


そっか。じゃ、ママ、おやすみ。

と母にチュ(kiss)とギュ(hug)をして、自分のベッドに行った息子。
おやすみ、と母。


そして。それからほどなくして。
床に横たわるワタシの足回りが、ふわっと温かくなった。
胸元がふんわり温かくなった。

ん?!?!
そう。
目を閉じたままでも分かる。
ブランケット…いつも母が使っているやつだねこの手触りは、を、
取ってきて、
ワタシにかけてくれたんだね。


息子よ。
どうもありがとう。


あなたのような人がいてくれて、
ママは本当に幸せです。
どうもありがとう。
愛をありがとう。


いつでも愛をありがとう。
大好きだよ。





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