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ネクラを発動しながら、言葉の星を降らせて。

寝付けない夜は、悩みごとなどを煮詰めて考えてしまいがちだ。

昨日書いた記事も「何も書くことないな。どうしよう…」と思っていたのに、気づいたら書いていた。途中、睡魔に襲われながら書いたせいか、理性がより働かず、包み隠さず記事内にネクラを充満させてしまった。

しかし、書いたことで、いくらかスッキリした気持ちになり、モヤモヤをひとつ、自分の中から弾き飛ばしたような感覚を今抱いている。

先日、眠りにつく直前に、
「異質なものを排除しない世界へ」
という言葉が急に浮かんだので、急いでnoteの下書きにメモした。

なぜそんな言葉が出てきたのかわからないのだけれど、自分自身や我が子、また自分の親の「理解されづらいものを世間に受け入れてもらいたい」という願望と、他人に対して、一般的ではないと感じたものにも排除ではなく関心を示したいという理想が混ざり合い、ドリップの最後の一滴のようにポタンと落ちて、波紋が広がるような映像が頭に浮かんだ。

このときも、言語化することで、負寄りの感情が、前向きなエネルギーに変わるような気がした。

私のネクラはもう相当年季が入っていて、眠りにつく前のベスト・オブ・ネクラは、もう20年も前、21歳のときに、3年間付き合った彼氏との破局後に詠んだポエムだろうと思う。

幸せを知らない方が幸せだった
愛された記憶、凶器に変わる

ポエムっていうより短歌調(字余りすぎだし)

これをきっかけに、次々とポエムを書いては泣いて、泣いては書いてを繰り返し、

「あぁ、でも、悲しみが芸術作品に昇華されるなら、失恋も悪くない…そう思わなくちゃね…」
と思った覚えがある。
そうしてかなり痛々しく、しばらくの間、眠れぬ夜を数えることとなった。

20年前にnoteがあったなら、私の失恋はもっと早く癒えていたんだろうなぁ。

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