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40歳、子持ちらしからぬ煩悩を抱えて。

中村倫也が水卜ちゃんと結婚…。

正午にYahoo!の通知が来て、しばらく呆然としてしまった女性は、今日どのくらいいただろう。

特にファン、というほどでもないのだが、彼が出るドラマは、ここ数年、なるべくチェックして観る、くらいは好きだった。

あの、ソツなく、オモロく、でもふと滲み出る色気がたまらない。
カッコいいけど、カッコよすぎない、ちょっと手の届きそうと思ってしまうイケメンっぷりも。

今までの投稿を読んでくださっている方にはバレているのではないかと思うのだが、私は、とても単純で、惚れっぽい人間だ。

さらに、モラルと羞恥心のぶっ壊れた10代、20代を過ごしてきた自覚がある。

親には絶対に言えないような恋もしてきた。
懐かしくて愛おしい、私の(黒)歴史。
楽しかったな。いや、当時は相当もがいていた気もするが…


そんな私が20代後半になって、
「何かに属さないと」
「親を安心させたい」
「適齢期だから」

と、深く考えずに急いで結婚したからなのか、好きな芸能人の結婚や交際報道に、自分でも信じられないほど、動揺してしまう。

白状すると、私は、遠い昔の、ワクワクするような恋が忘れられないのだ。

今でも、元彼の夢なんかをよく見る。

3人も産んでおいて、今更そんな事で胸を焦がす40歳って、いるんだろうか。

不安定の中にいて、安定を求めることは自然ななりゆきで、それが結婚の醍醐味、だとも思う。

しかし、不安定な状況をもっと楽しめていたら…という、今更どうしようもない後悔に胸がチクチクする日もある。

これを“ないものねだり”という言葉で済ませていいのだろうか。済ませていいなら済ませたい。

飽きっぽく、惚れっぽく、刺激を追求するような自分は、「結婚」の枠にはめるべきじゃなかったのではないか。
そんなことまで思ってしまう。

YUKIの「JOY」という曲の

死ぬまでワクワクしたいわ
YUKI|JOY

という歌詞を聴くと、

「YUKIちゃん、本当にそうです。 
でも私は、結婚生活では、その夢は果たせませんでした」 

と心の中で毎回、つぶやいている。

子どもが生まれても、旦那さんが大好き、という人と私と、何が決定的に違ったのだろう、などということをよく考えてしまう。

こんな日は早く眠ってしまいたいなと布団に入るも、スマホを見ていたら、「みきママ」の離婚報道が。

「みきママ」のことはよく知らないのだが、料理上手でSNSで超売れてる人、くらいの情報は知っている。

…ああ、自分1人でも子たちを養っていける、くらいの経済力があったら、私、どうするんだろうか。

それでも夫と一緒にいる、とは即答できない。

この気持ちが今後どうなっていくのか。
静かに見守るしかない。

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