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次男を怒鳴りながら、癒えていない感情があらわになった。

もう2ヶ月前の話。

久々に次男が登園拒否をした。
卒園間近で、張り切って行くことが増えていた頃だった。

長男が学校へ向けて出発するかしないかくらいのタイミングで2階から降りてきた次男は、生気のない顔をしていた。長女はまだ降りてきていない。

次男は、暗い表情と小さな声で、ブツブツと行きたくない理由を並べ、
私は、イラっとしつつも、
「行きたくないなら行かなくていいよ」と言ってみる。

そのうち、
ごはんも食べたくない、あれも嫌だ、これも嫌だと言いながら、
どうせ、僕なんか、もうどうせ、とネガティブが止まらない。
それを聞きながら、私は何かが爆発したような感覚があり、

ふざけるなよ、お前は幸せ者だろうが!!!
なのになんでそんなに暗いんだよ、どうやったらそんなに卑屈になれるんだよ!
そんなに嫌なら出ていけよ、2階で引きこもってろよ!!
私はこんなに穏やかに暮らせてなかったんだからな!!!
あんたはママより幸せだろうがよ!!

叫びながら泣いていた。次男がくるまった布団も蹴飛ばした。
普段からヒステリーに怒鳴り散らすことは多いのだが、
ここまでしたのは、初めてだったと思う。

そんな自分への驚き、不甲斐なさ、失望、
次男への申し訳なさ、でもどうすることもできない感情に、わぁわぁ子どものように泣くのをやめられず、
末娘が、私の頭をなでてきた。それで余計に、情けなくなって、消えたくなった。

今、自分の過去と向き合っている。

向き合っていると、
起きた出来事を自分の中でどう眺めていたか、というだけであって、眺め方を変えれば、少し違った形に見えてくることもあるのだと知った。

癒えるとか癒えていないとかいう概念はないのかもしれない、なんて思ったりもする。

来週、次男の卒園式がある。

一区切り、私も何かから、卒業したいよなぁ。

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