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ドッヂボールでは逃げることしかできなかったけど。

小学生時代の、休み時間の定番といえば、
ドッヂボール。

私は、スポーツのなかでも、特に球技がずば抜けてダメで、鬼ごっこならいいのに、ドッヂボールをやると決まった休み時間は、嫌でたまらなかった。

体にボールを当てて喜ぶゲームって。
サディズムの極み!いくらマゾの私でも耐えがたいと、厨二病よろしく、中学生のときに振り返って思っていた。

勢いよくボールをまっすぐ投げられる男子。
それをガッチリ受け止められるリーダー的存在の女子。うわぁ、カッコいい!と3年生くらいからポーッとなっていたけど、私は幼児のボール投げレベル。

お察しの通り、
私はボールを腕と胸で受け止めたことがない。
受け止められる気がしないので、逃げるしかなく、いつも背中に、バイン!と当てられていた。情けないけど、外野に行けたら、恐怖から逃れられて、ホッとしてたな…

ところで、なぜ、ドッヂボールの話なんて思い出したかというと。

先日投稿した、自分以外の他人を見下し、周りを疲弊させる苦手なママ友のことが頭から離れなかったせいである。

割と親しいママ友の伊藤さんが、こども園のイベント(謝恩会係)で時期的に関わらざるを得ず、リアルタイムで困っていることを知り、もどかしさでいっぱいだった。

「嫌なやつ、大っ嫌い」
で終わらせていたから、
どんどん被害者は増えてしまったのでは、というちょっとした絶望感。

だからって、私に解決できるわけじゃない。

だけど、少しでも分析して、こちらがへし折られないような対策を考えてみたくなって、色々調べているうちに、この本に出会った。

これ…苦手なママ友まんまじゃないの…と思い、この本を読んで、伊藤さんとシェアしたいと考えている。

私が苦手なママ友の、豪速球から逃げまくっていたから、他の人にあたり始めてしまったような罪悪感。

じゃあ、そのボール、受けとめられるの?

いやいや、無理無理。わざわざ痛いボールに当たりに行けるほどの包容力など私にはない。

受け止められるとは到底思えない。

でもなんで、そんなボールの投げ方をするのか?

痛いドッヂボールはやめようという働きかけは無理なのか?

そろそろ、背中を向けて逃げることだけは、卒業してみようかなと思うのだった。

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