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剪定や木の生理についていくらでも話せる仲間

自分の剪定方法としては
結果母子型丸葉栽培

日差しの入りがよく、先端が1番高くなるので
非常に色も水も引っ張ってくれる
剪定方法だと思っている。

強い部分はその部分で牽制かけながら
少し遠めに作る
その部分の背中出る枝を
花台性質に持っていくためと
すぐに大きくならない様にする為
だから牽制かけながら
先端に引っ張るものを基本的にはつけない

例えば水の流れにくいところから作る場合は
これと全く反対の剪定をする
引っ張る為に先端も3本つけたりする
これをブロックで見て
剪定するけど
絶対に木全体を見て太る要因
又は伸びない要因を探してからとりかかる

今日は1人のりんご仲間と出会って
半日くらいずっと木の生理の話をしていた
これ残したらどうなるだの
ここは何センチ残したらいいだの
お互い気持ちよく聞いて
気持ちよく意見を出し合う
お互いに尊敬しあっているからだと思う

自分の剪定方法とは全然違うけど
考え方は同じ
けれど残す枝、切る枝は全く違う
でもお互いにどちらの剪定方法も
素晴らしいと思っていると思う

でもこう言って話合うのは
自分の中での剪定の考え方を
増やす為だと思う
だからお互いにそれは違うんじゃない
とかそういった話にはならない
それもいいなとか
おめはそう考えるのかって

苗木の作り方の1年木でも
お互いに10センチ違う
その10センチこの品種だから
こうした方がいいんじゃないとか
来年ここまで伸びるとしてとか
もし伸びなかった場合の話をして
想像してる
そして地力もお互いに考えてるから
想像が激しくなって
一年木でも雨降りながら30分は話した

世間話も大事だけど
これからいいりんご取りたくて
りんごの話だけでバイバイ出来るのは
自分にとっても多分相手にとっても
都合の良い関係だと思う
めちゃくちゃ楽しかった

そう何度も会う仲間じゃないけど
密度はかなり濃い
大事にしている仲間だ。

お互いに不安性なんだろうな
自分、仲間含めて
完全なる負けず嫌い
誰よりもいいりんご取りたいって
思ってる
販売先も全く違う
目指してるところも全く違う
でもいいりんごとりたいってのは
完全に一致する
話してればわかる

だからこれから先
その仲間よりもいいりんご
とらないといけないので
負けてはいられない

みんなでりんご作りながら
最高の技術を追う
その技術は来世に繋がる
達人と言われる人がたくさん
青森県にはいた
資料は図書館に通って
見れるだけ見た
その達人がいたなら
越さないと意味がない
お互いに絶対にそう思ってる

だから剪定してる時
仲間ならこう切るのかな
わぁも少し真似してみよとなったり
又相手も同じ事を思っていたら嬉しい

技術が2人分に重なる

自分は絶対こうでなければいけないというのは
1つもない

丸葉もハイブリッドも
ワイカも高密植も興味があった
全ての栽培の中に
特別な技術があるから
盗めるだけ盗んで
その技術を違う台木にも生かす

いつの日かまた
ゆっくり話そうな。

お互いにりんごの事がただただ
とんでもなく好きなんだべな

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