ちょっとブレイク~食べ物編~
こんにちは!
3回にわたりACEFの教育支援について投稿させていただきましたが、今回はちょっとブレイク♪ということで、ケニアの食べ物についてご紹介します!
✔主食は? ✔美味しいの? ✔なんか辛そう・・
なんて質問をよく受けます。
ケニアではいったいどういうものが食されているのでしょうか!?
①主食
ケニア人のパワーの源💪それは『ウガリ』です!
言葉だけではまったく想像できませんよね。
こちらです💁🏽♀️
↓ 左:肉の煮込み 真ん中:ウガリ!! 右:豆の煮込み
真ん中の白いモノがウガリです!トウモロコシを乾燥させ、粉末にし、お湯でこねたものです。
↑ 乾燥したとうもろこしを石で粉砕。
下にたまっている白い粉がウガリ粉
味はほぼ無いので、これと豆や肉の煮込み料理を一緒に食べます。
煮込みはたいてい、トマト、タマネギ、塩の味付けです。
ウガリを一口大に手でちぎり、指でコネコネしておかずにディップ!
そのまま手でいただきます!
孤児院JUMP&SMILEの子どもたちが学校へもっていくお弁当。
ウガリ ドーーーン!!
ウガリの下には豆の煮込み料理(ギゼリ)
ケニア人のしなやかな筋肉は、良質な植物性の
たんぱく質から出来ているに違いない・・
②大人にも子供にも人気なのは『チキン&チップス』
「〇〇&チップス」といえばフィッシュでしょ!と思う方も多いはず。イギリスの人気メニューですよね。
ケニアはかつてイギリスの植民地でした。でもフィッシュが無い・・。インド洋に面しているので海はあり、当然魚も獲れますが、当時は内陸に輸送する技術や手段が無かったのでしょう。
フィッシュの代わりにチキンが定着しました。(ガラでとるチキンスープも隠れた人気メニューです)
ちなみにケニアの鶏は平飼いのため身が締まっていて美味♪ そして皮はゴム手袋のように厚いので、調理した後の保温効果バツグン!そのため焼きたてはアッツアツで紙ナプキンで巻いても持っていられないほど。熱すぎてチキンカレーにドボンして白シャツを汚してしまった経験も・・
③焼肉『ニャマチョマ』も大人気!「ニャマ=肉」「チョマ=焼く」
日本みたいな薄切り肉ではありません。豪快なぶつ切りです!
ヤギ、チキン、ブタ・・これらを炭火でじっくり焼いていきます。
↑ 左から 白→ウガリ、赤→カチュンバリ、
緑→スクマウィキ、ニャマチョマ(焼肉)
ニャマチョマの付け合わせは「スクマウィキ」と「カチュンバリ」
「スクマウィキ」とは日本でいう「ケール」のことです。
日本だと高級なケールですが、ケニアではどの家庭の畑でも育てられているほど身近で安価なものです。
「スクマウィキ」とは「週を押す」という意味。「スクマ=押す」「ウィキ=週」
とても栄養があり安く手に入るため、家計が苦しい時でもこれを食べて一週間を乗り切ろう!という訳です。
「カチュンバリ」とは生のトマト、タマネギ(お好みでパクチー)を塩のみで味付けしたシンプルな付け合わせ。
これをニャマチョマと食べるとさっぱり!最高に合うんです。
↑ お店の人がナイフで骨から肉を削り取ってくれます。
↑ こちらも手でワイルドにいただきます。
今回はケニア人の主食&人気メニューをご紹介しました!
全般的に味は優しい塩味といった感じで、濃くも辛くもありません。食材や調味料が多いわけではないので、どの料理でも味付けに大きな変化はなく「シンプル is the ベスト!」といった感じです!
↑ 孤児院「JUMP&SMILE」での食事。
上:いつも美味しいご飯を作ってくれるシェフ
下:配膳する子供たち
それでは!また次回の投稿で!
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