400ccの魅力
普通自動二輪、昔の呼び方では中型自動二輪といいますが、400ccまでのこれらの単車が好みです。
リッターマシンの良さも分かるのですが、排気量を大きくすれば偉いとは思っておりません。
排気量が上がるとスピードの上限は上がりますし、その分重くなりますし...
750ライダーの一文に、ナナハンの排気音が子守唄だとか、あいつとララバイの一文に、中型を大型は凌駕する的な文面あるのも知ってます。
しかし、中型にしか無いものもあるのです。
それは音です。
250ccでは軽く、750cc以上では重いのは、車重だけではなく、音もそうなのです。
バイオリンとビオラと違う。
チェロとコントラバスは違うのです。
やはり400ccの音というのが、私の脳裏には焼きついているようです。
そして、限定を解除するのではなく、限定があるからこそバンタム級に拘った矢吹丈のように面白いと思っております。
「バンタムってのはなあ、おっつぁん。ウルフがいて、カーロスがいて、ホセがいる。そして力石がいたところなんだよ...しかも、力石がこの俺と戦うために二階級もの体重差がありながら、命をかけて減量し、降りてきてくれたクラスなんだ...俺は、俺はな、おっつぁん…。そんなかけがえのねえ俺のバンタムを、捨てるわけには、捨てるわけにはいかねえんだよお!」
...まあ、時々リッターマシンもいいかなと、思わなくも無いですけどね。(笑)
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