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アクリアでの貴重な経験と学び

こんにちは。
インターン5期生の宮本祥太朗と申します。
私はインターンとして、アクリアで約1年4か月の間働いていました。
インターンを通じて経験できたこと、学んだこと、気付き等を形として残すことができればと思い、このnoteを執筆することとしました。

note執筆を通して私自身も良い振り返りができましたし、これまで支えてくださった方への感謝の気持ちを伝えることができればと思います。
さらに、今後インターンを始める・検討する方の参考になれば幸いです。

インターンを始めた経緯

アクリアに入ることとなったきっかけはインターンOBの方からお声掛け頂いたことでした。
お声掛け頂いたのは2020年9月、大学3年の夏休みも終わりが見えてきた頃でした。大学2年生の時に公認会計士試験に合格していた私は、会計士試験合格後、大学3年生の間は大学入学当初から続けていた飲食店でのアルバイトや資格予備校でのチューター等をしながら、会計や監査の実務とは離れた、いわゆる”普通の”大学生らしい生活を送り、大学4年生から監査法人での非常勤をしようと考えていました。
しかし、コロナ禍となり満足に遊ぶことも出来なかった情勢下で、扶養範囲内でのアルバイトでは余暇を埋めることもできず、就活がない自分は日々を漫然と過ごし、退屈に感じていました。

飲食店のアルバイトをたくさんできましたし(お店のメンバーがいい人ばかりで大好きなバイト先でした)、仕事のことを考えずに遊んだりできたので会計から遠ざかっていた大学3年生の1年間もそれはそれで楽しかったです!

そんな時にインターンOBの方からお声がけ頂いてアクリアのインターンのことを知り、業務内容がとても面白そうなことに魅力を感じました。その後社員さんとの初回の面談でインターンを始める決断をしました。

当初は一旦オンラインで説明を聞くだけのはずでしたが、話がトントン拍子に進みその日に決定しました笑

このような経緯で、業務内容に強い魅力を感じてインターン開始を決めたのですが、最初に感じた業務への期待・ワクワク感は最後まで裏切られることなく、多くの業務を経験し、様々な学びを得ることができました。

インターンで経験できたこと

アクリアのインターンでは会計に関すること・そうでないこと問わず本当に様々なことを経験することができました。
今回はその中でも私が最も多く関与した、事業計画策定支援と経理支援の2つの業務にフォーカスして述べたいと思います。

事業計画策定支援

まず、事業計画策定支援についてですが、この業務はベンチャー企業・スタートアップ企業が資金調達時に金融機関や投資家に向けて開示する5〜8年程度の中期事業計画の作成の支援を行うものです。

この業務を通じて、数多くの企業の経営陣とのミーティングに参加し、様々なビジネスモデルに触れると同時に、ビジネスへの熱い思いを伺うことが出来ました。
どの経営者の方もとても情熱的で、ご自身が提供しているサービス・プロダクトに強い自信を持ちつつ、着実に事業を推進されており、また資金調達という会社にとって非常に重要な局面でパワフルに稼働される姿を間近で見ることができ、強い刺激を受けました。

具体的な社名は出せませんが、個性的な経営者の方も多くとても楽しかったです。
また、どなたからも”経営者”としての覚悟を感じられ、尊敬できるかっこいい人ばかりでした。

また、スキル面でいえばヒアリングした将来のビジョンを各企業のビジネスモデルを適切に表すように要素ごとに分解し、KPIを設定してExcelに落とし込むといった事業計画策定の基本を身につけることができました。
関与当初は財務会計・管理会計は学問・試験勉強として触れてきたものでしたが、事業計画策定支援業務を通じて、それが現実のビジネスに結びつき、実務ではどのように使われるのかを見ることができ非常に勉強になりました。
さらに各会社との多くの打ち合わせに参加し議事録の作成にも慣れることが出来ました。

ミーティングには主担当の社員さんと共に参加し、私たちの作業内容も主担当の方にレビューしていただきます。
このように成長できたのは、私の拙い成果物でも繰り返しレビューし、指導してくださった多くの社員さんのおかげだと思います。
ありがとうございました。

経理支援

経理支援は、入社直後の2021年1月から2022年3月まで関与した業務で、アクリアでの業務の中では最も継続的に関与したものです。

この業務は、ある上場企業のクライアントオフィスに月初3営業日ほど伺って月次決算のサポートをするもので、具体的には従業員や役員の方々の立替経費精算や取引先への支払についての起票を行っていました。
アクリア社員がいない現場に1人で伺って作業をすることや、継続的に業務を行ったことから、多くの経験や知識を得ることができた分、多くの苦労もありました。

先に大変だった点に少し触れておくと、本業務ではクライアントの経理チームに入り経理プロセスの一部を担当するという業務の性質上、なるべく月初3営業日の稼働に穴を空けないようにする必要があり、”大学の講義以外は稼働を確約”という条件でのアサインとなっていたことが最も大変な点でした。
しかし徐々に慣れていき、うまく調整して仕事・プライベート共にストレスなく予定を立てられるようになりました。

旅行が趣味で1週間程度の旅行にもよく行っていたのですが、プライベートの予定は月初に入れることができないので、日にちのやりくりには苦労しました。


また、現場にアクリアの社員さんがいない、クライアントの方々のみの現場に行くことにも当初不安を感じました。当初2ヶ月は5期生の先輩が引き継ぎのため一緒に業務に入ってくださりましたが、それ以降は現場にいるのはクライアントの方々だけでした。そのような環境での業務はやはり緊張しますし、気を使うことも多く、また慣れない外部の環境で仕事をすることから大変さがありました。
しかし、幸いにもクライアントの方々がとても親切で優しい方ばかりでこまめに気にかけてくださりましたし、業務でも気になる点は聞きやすい雰囲気を作ってくださったため、心配は杞憂に終わり、すぐに慣れることができました。

お昼をご一緒したりもしましたし、最終日にはプレゼントもくださり、とても恵まれた環境でした。
最後の日に、クライアント先をでたときには一気に寂しさを感じました。

このように書くと大変な点がとても多いように思えますが、先にも述べた通りこの業務を通して非常に多くのものを得ることができ、大きく成長することができました。
まず、立替経費の精算及び取引先への支払という極めて限られた領域に限定しての経験ではありますが、会計上影響のある事象が発生し、それが数値として財務諸表に反映されるまでの一連のプロセスに触れ、内部統制をリアルに目にすることができた点が良かったです。
会計士試験合格後、学生非常勤としての勤務もあまりしていなかったため補習所での座学以外で事業会社の業務プロセス・内部統制に触れる機会は多くありませんでした。そのため、業務を通じて一連の流れに触れることができたのは非常に良い経験でした。
また、クライアントが上場企業であったことから、監査対応の様子を見ることができたのも良い経験になりました。
スポットで関与する立場であるため、監査対応の矢面に立つわけではありませんが、被監査会社においてどのような雰囲気で監査対応がされているかを感じることができました。
今後会計士として、監査を行う立場になりますが、被監査会社の現場ではどのよう監査が受けとめられているかを、肌で感じることができたのは、今後の会計士人生においてプラスになる経験になったと思います。

監査人として質問しなければならないこと、依頼しなければならないことは当然あると思いますが、クライアントの立場・都合を想像し思いやりながら、コミュニケーションを取っていきたいと強く感じました。

さらに、先に述べた大変だった点もいま振り返ると自分を成長させてくれた要因になったと思います。
特にクライアント先で自社のメンバーが居ない環境で働くのは大変な面もありました。しかし、その環境で働いたからこそコミュニケーションの取り方や相手を気遣いながらの仕事の進め方等は試行錯誤を繰り返しながら、少なくともアサイン当初よりは身につけることが出来たのではないかと思っています。

偉そうに書いてしまいましたが、業務面で改善することは尽きず、クライアントの方々には多くのご迷惑をおかけしたと思います。
そんな未熟な私を受け入れ、様々な仕事を任せてくださったクライアントの方々には非常に感謝しています。ありがとうございました。

おわりに

最後になりましたが、ここまで述べたような様々な経験をすることができ、また大きな問題なく最後まで業務を行えたのは、日頃から気にかけて下さりサポートしていただいた社員の方々、右も左も分からないところから様々なことを教えて下さった4期生の先輩方、一緒に業務に入ることは少ないながらも色々な場面でサポートしてくれた同期・後輩たち、皆様のおかげだと思っています。

インターン期間中関わってくださったすべての皆様
本当にありがとうございました

宮本さん、学びと成長が詰まった卒業noteありがとうございました!
宮本さんがインターン体験について語ってくれたトークライブ、『学生合格者のすすめ』の動画もこちらからぜひご覧ください。
https://linktr.ee/accrea


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