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卒業~アクリアで学んだこと~


はじめに

はじめまして。
インターン7期生の須田佳吾と申します。

私はこのnoteをお世話になったアクリアへの感謝を綴る機会にするとともに、自分の経験を形として残すことで、将来の私がアクリアでの経験をいつでも思い起こせるように執筆いたします。

1. インターンを始めたわけ

私は、公認会計士試験合格後、すぐに監査法人に勤めるということに踏み切れないでいました。というのも、それまでの私は社会でまともに働いた経験がほとんどなく、漠然と「働く」ということに不安を持っていたからです。

また、大学生活もコロナのおかげで交友関係を広げることができたとは言えず、そのような状況で公認会計士試験に時間を費やしてしまったことを後悔する日々もありました。

以上のような悩みを抱えていた時に、TACの先生から紹介を受けたのがアクリアとの出会いでした。
社会人になる前に「働く」ということを経験できること、働き方が柔軟で自分のやりたいこととの両立も可能であること、監査法人以外で私自身とは異なるバックグランドを持つ社員さんやインターン同期と出会えること。
そういった点から、この環境に身を置けば人間的にも成長できるだろうと期待しながらインターンを始めました。

結果として、アクリアでのインターンは私の期待以上のもので、この時の選択を後悔することは1ミリもありませんでした!これから執筆するnoteはアクリアでの経験を綴るものですが、読んでいただけますと幸いです。

2. 確かな知識が信頼を生む

アクリアで担当した業務に、看護系ベンチャー企業の経営会議に1年間を通して参加するというものがありました。
この業務では同じ会社に1年間通して関わることができたため、ベンチャー企業が成長する過程を間近でみることができました。月に1度実施される毎回の会議では、会社の事業規模拡大を図る攻めの戦略について議論する一方、自社の従業員を第一に大切にする守りの戦略についても熱く議論される姿が印象に残っています。このような場面をリアルタイムで間近に見られたこと自体初めてでした。

こういった大事な場面でのベンチャー企業の役員の方たちやアクリア社員の横山さんの立ち振る舞いなどは大変勉強になりました。自分の主張を見せつつも場を乱すことはない立ち振る舞いは、きっといつか自分にも求められるスキルだと思うので、大変貴重な経験を積むことができたと実感してします。

そして、この経営会議では、主に財務三表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)を見ながらの財務的な内容が議題となっていました。私たちアクリアはそれら財務三表を中心とした事業計画作成の支援を行い、時には会議内で事業戦略の相談、アドバイスをすることが求められます。

その時に感じたのは単に財務諸表に精通していることだけでは足りず、業界の知識や税務、補助金などの行政の知識などを幅広く押さえておくことがクライアントとの信頼構築の基礎になるということです。公認会計士という資格を背負って働くのですから当たり前といえば当たり前なのですが、改めて僕はこれからも幅広く勉強を続ける必要があるのだと肌で実感させられる良い機会でした。
そして、今後関わるクライアントから信頼を得られるような人材を目指すためにも常に知識をアップデートしていくことを決めました。

3. 思いやりの心が良い仕事に繋がる

「思いやりの心が良い仕事に繋がる。」

これに気が付いたのは業務に慣れてきて少しした頃でした。入ったばかりの頃は基本的なパソコン操作にも苦労し、なんとか自分の引き受けた業務をこなすのに精一杯でした。

しかし、慣れてきて業務に余裕ができたタイミングで、いつもの業務完了報告にて、社員さんが分かりやすいような工夫を入れてみました。そうすると、「助かった」や「丁寧で良かった」というようなことを言ってくださるという経験がありました。
この経験から、周りの社員さんやインターン生の思いやりのある工夫が業務の至る場面でなされているなと気が付き、ちょっとした工夫が効率の良い仕事や働きやすい雰囲気を作っているのだと実感しました。常に自分が提供する業務の受け手を想像することで、良い職場づくりに貢献できるような人間になりたいと思うことができたのです。

4. 主体性を持って動くことがやりがいを生む

アクリアでの業務は、自分が主体的に手を挙げることで案件に携わることが原則です。自分で手を挙げて参加する分、自分の業務に責任感を持って取り組むことができました。また、いかに工夫してより良い成果物を提出するか、こだわりを持って主体的に業務に携わることは、仕事のやりがいであると感じました。

こういったスタイルでの業務への参加がモチベーションとなると気づかせてもらえたのも、アクリアがインターン生の業務スタイルに寛容であり自主性を認めてくれたからだと思います。
また、その中でも、わからないことがあればすぐに社員さんに聞くことのできる環境も整っており、加えて社員さんから頂けるフィードバックは丁寧すぎるくらいに丁寧だったため、一つ一つの業務でしっかり学びがあるのも自分の成長に繋がっていたなと実感しています。

終わりに

自分の日頃の変化はあまり気づかないものでしたが、こう振り返ってみると自分自身の価値観やまた業務に対する姿勢、Excelや議事録の作成といった具体的なスキルまで様々な面で明確に成長しているなと感じ、アクリアでのインターンを会計士としてのスタートに選択して本当に良かったと実感しています。またこのnoteを通じて成長の場を与えてくれたアクリアに対して感謝の気持ちを伝えられることを嬉しく思います。

加えて、メンターとして1年間付き添ってくださった横山さん、本当にありがとうございました。メンターmtgでは具体的な業務の話よりも、自分の考え、思ったことをぶつけてそのフィードバックをもらってまた考えるというものが多く、ひたすらに内省していたように思います。
ただ、だからこそ業務に対して納得感を持って取り組むことができましたし、仕事に対するモチベーションも維持することができたと思っています。本当にありがとうございました!

アクリアでの経験を活かして、自分もアクリアの社員さん方のように自分が提供できる価値を身に付け、いつか恩を返せるよう精進したいと思います。

1年間大変お世話になりました。



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