無いと思ってたら多分一生無いんだ
最初は楽しくて始めたことであっても、ライバルが現れる、責任感が出てくる、もっと上達しなければならない、そんな義務感みたいなものが出てくると、途端にモチベーションってなくなってしまいませんか?
賢い人や、できる人を見ると、「この人たち、そういう悩みは皆無なのか?」なんて思ったりしますよね。
この人たちは、きっと違った才能を持っているに違いない。とかね。
ハイキュー!!のホセブランコ氏の名言でも、「それは辛く厳しい道であるかもしれないけれど」と言っているぐらい、
「自分の力はこんなものではないと信じてひたすらまっすぐに進んでいくこと」は、私たちだけじゃなく、大多数の人が抱える問題なのです。
もちろん、そのなかには「できる人」も、含まれるんですね。
では、「辛く厳しい道」を進める人と、進めない人とは、何が違うのか。
もしもそれが根性とか、もって生まれたものだけでないのなら、知りたいですよね。これからの人生が変わるかもしれませんもんね。
と言うことで、今日は、モチベーションをキープする方法、というお題の動画にしようと思ったのですが、まとめていくうちにですね、「これ、継続力」って話じゃない?と思いました。
なので、「モチベーションに頼らず継続する方法」をご紹介したいと思います。
今日は、ケンブリッジ大学の医学部卒業で、元医師、現在は海外では知らない人はいないと言われるほど有名なユーチューブ起業家の「アリ・アブダール」のお話を参考にさせて頂きたいと思います。
英語が理解できる方は、詳細欄に、URLを載せておきますので、ご視聴ください。
さて、改めまして、ニュージーランドのあっこです。
私、脳ハックで人生ハック。楽読という脳活性のスクールを運営しています。
はい。脳の使い方を知るまでは「できない子」だったからです。
楽読の脳活性は、「東大って絶対無理な領域ではないかも」って思えるぐらい脳が変わるんですが、
今日は、海外の有名大学、ケンブリッジの医学部を卒業されたアリ・アブダールです。
ケンブリッジ、合格するのも卒業するのも、モチベーションキープ、大変だったと思います。
そして、今はユーチューブ起業家。
SNSで成功するって、反復、継続、丁寧ができる北さん並みの精神力がいると思うんですけど、それができる人です。
もって生まれたものが違うよ。。。
そう嘆きたくなりますよね。わかります。
ゆーてますので、見ていきましょう!
まず、モチベーション(人間が行動を起こす心理)は、4つある、と言っているんです。
まず1つ目。
「外から得られるものがあるとき」
損したくない、失敗したくない、何かを避けたい。
または、優勝したい、合格したい。
など、外から得るものがあるからこそ動く、と言う心理。
2つ目。
ただ純粋に楽しい。
ゲーム、友人とのおしゃべり、アニメ見る、などなど。
でもこれは結構壊れやすい。
3つ目。
やらされてる感があるもの。
親にお金出してもらっているし。
親が期待しているから。などなど、
罪悪感や、申し訳なさを感じて動くという心理。
そして、最後の4つ目が
モチベーションと関係なく、自らやると決めて動く、と言う心理です。
4つの行動真理のうち、エモーショナルとは関係なく動けるのは、最後の1つだけ。
もちろん、純粋に「楽しいから」で行動できれば、それに越したことはありません。ですが、義務感、責任感、もっと良く、なんて思い始めると、純粋な楽しさ、と言うものは簡単に消えてなくなってしまいます。
純粋な楽しさが消えたとき、それでもやり抜くには
「努力、根性」などが有名ですよね。
海外でも、努力と根性。
つべこべ言わずに「とにかくやれ!」
という思想ももちろんあって、
それで、やれる人もいます。
でもそれではムリって人が、それ以上にたくさんいる、と言うのがリアルワールドなんですね。
そりゃそうですよね。拷問に近いもんがありますもん。自分の時間を費やして修行、罰を受ける、みたいなこと、誰でも嫌です。
アメリカの研究では、親が子供に「やりなさい」と指示をしてやらせた場合には、ほとんどの子供に自主的にやろう、楽しもう、と言う気持ちは起きなかった、という結果が出ています。
「やりなさい」「やらなきゃだめよ」こう言われた子供の反応は「えーーーー」ですよね。嫌だー。となるのが当然だと思います。
逆に、「どっちでもいいわよ」と選択権を子供に与えた場合は、子供たちは自分で決めて行動するので、それ自体を楽しもうとするそうです。
「やろう」「そうしよう」と言う気持ちは、自分の中から出てこないと意味がないんですね。
「自分で決める」「自己決定権を持つ」
そのためには、その行動の結果ついてくる成果、プロセス、マインドセットなどが、明らかになっている必要があるんですね。
では、ここからは、「自己決定権を持つ」ために、どんな作戦があるのか、5つの戦略に移っていきたいと思います。
「根性、根性うるさい」と思う研磨くんみたいな方、ぜひ成功者の5つの戦略、参考にされてください。
1.セルフコンコーダンスゴール(Self-Concordance Goals)
セルフコンコーダンスゴール(Self-Concordance Goals)とは、個人の価値観や興味に一致する目標のことを指します。
これらの目標は、外部からの圧力や期待ではなく、自分自身の内なる動機に基づいて設定されます。
セルフコンコーダンスゴールを設定するためのポイントは
自己理解:自分の価値観や興味を深く理解する。
内なる動機を知る:外部の期待ではなく、自分自身の内なる動機に基づいて目標を設定する。
具体的な計画:達成するための具体的なステップや計画を立てる。
柔軟性:状況に応じて目標や計画を柔軟に調整する。
ノーワンダーですね。メイクセンスです。
楽読は、基本ココばっかりやってますから、セルフコンコーダンスが身についちゃっているから、みんなできる子になっていけるんですね。
2.意識的に思い出させる(consiously remind)
これを何のためにやっているのか、を、意識的に思い出させる仕組みを作ってください。私の場合は、手帳に書いておいても手帳を開けるのを忘れるってことがありますのでね、壁に貼る、携帯の待ち受けにする、などなどやっています。
最初は、ゴール設定して、結果とか成果とかにワクワクしていたのに、そういうのって、すぐに忘れてしまうんです。
あき君主将が、3日で忘れる奴はホントの馬鹿だからな、と言ったとき、耳が痛かったのは私だけではないはずですぅぅ。。。
3.もうそうなっているレールに乗る
自分はそうだと思い込むと、それをするのが当然になります。
「何かを手に入れたいから」
ではなく、自分はそういう人だから。
健康にも気を使える人である。
クッキングを楽しむ人である。
自分を「そういう人間だ」と勘違いさせてしまう。
辛いランニング中に研磨くんは自分がゲームの主人公になってましたよね。そういう感じです。
4.ゴールを意識しすぎず、今やることに喜びを感じる
例えば筋トレしている人なら、この筋肉のキシミが、筋繊維を壊して、再生するんだー!とか。
手に入れられる成果を横に置いておいて、今、この瞬間をウキウキワクワクする。これは、前回ご紹介したアンドリュー・フーバマンという脳科学者の話を例に出して貼りました。脳科学的に言うと、この瞬間瞬間に「これが筋繊維復活の一歩かぁ」みたいに、面白がったりワクワクすると、脳みそは騙されるんです。
成果を得たときじゃなくて、やっている時にワクワクするもんなんだ!てね。ゴールと過程をコネクトさせてしまうことができたら、辛さが経験しますよね。
5.マインドセットを変える
つい流されてしまうシチュエーションって、あります。
みんなで焼き肉食べに行く、とか。納涼祭、忘年会とかもあるでしょう。
禁酒って決めた途端、そういうシチュエーションってやってきますよね。
そんな時は、言葉を変えます。
「今、禁酒中で、お酒のめへんねん」
「一日2000歩歩かんとあかんねん」
こういう言葉って、日常何気なく使いますが、英語にすると
「I have to」外的要因とか、自分とは違う何者かによって、自分には選択する余地がない、という感じのいい方になるんです。
言葉って恐ろしくて、人のせいにした途端、やる気が萎えます。
なので、「今、禁酒中で、お酒飲まへんようにしてるねん」
「一日2000歩歩くてきめてんねん」
このように、「私が決めてやってます」と言う言葉に変えてみましょう。
そうすると、急に、自分が決定権を握っている。やめる気になればいつでも辞められるが、今はやると決めている、という感覚が胸の中にあることに気が付きますよ。
さ、いかがだったでしょうか。
アリのような「できすぎ君」であっても、これらのことを駆使して、時には5分、10分と自分を説得して、自分の中の主導権、決定権を起こしているそうです。
努力と根性。
大嫌いです。
もしも私と同じように、根性根性うるさい!と思う方がいらっしゃれば、
参考にしてみてはいかがでしょうか。
さて、今回は、ハイキュー!の内容をたくさん取り入れてみました。
自分の好きなものと好きなものをミックスするって、めちゃくちゃ楽しかったです。
お聞きくださりありがとうございました。
この動画は、不定期でアップしておりますので、お見逃しのないようにチャンネル登録しておいてください。
(3) モチベーションがなくても継続できる5つの戦略|ケンブリッジ大学医学部卒業のユーチューブ起業家が語る - YouTube