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小学生中学生国語の勉強方法。読解力をつけるにはどうしたらいいか?

大手進学塾に勤務して20年以上がたち、小4~中3を毎年約150名指導しています。のべ20×150=3000人以上の生徒を指導してきました。勉強が苦手な子の成績を多数アップさせてきたり、また、トップ生を数多く難関校に合格させてきました。

よくあることですが、国語の点数・成績が伸びず国語の文章問題で読解力をつけるにはどうしたらいいかという相談をたくさん受けてきました。今まで見てきた生徒、私自身の子供を見てきた経験をもとに、読解力をつける勉強法とはあるのか。個人的には子供の状況で勉強法・アドバイスは当然変わってくると思いますが、いくつか効果的な話をします。

本を読む

ごく当たり前の話で、学校や塾の個人懇談等で相談をすると一番多く帰ってくる答えだと思います。「本を読んでください。」と言われて納得する保護者の方は少ないのですが、しかしながらこれが外れているとは思いません。

逆に国語の読解力がある子、成績がいい子や保護者に聞いてみると、「小さいころよく本を読んでた。」とか「本を借りてよく読んでる。」という返事がほとんど返ってきます。ですのでこれが1つの解決策です。では、子供に本を読ませるにはどうしたらいいのか?まずは保護者が読みやすい本を準備してあげることが必要です。だけど読む時間がない。本は読まなきゃいけないのは分かってるけどなかなか子供が読む気にならない。こういう場合、読む時間、姿勢、場所などどう工夫すれば子供が本を読めるようになるでしょうか。

読む本の題材

子供は難しい内容の本や、分厚い本は読めません。よって、簡単な内容の本や極端なお話、初めは漫画でもいいかもしれません。私自身の経験を記述すると、まずは歴史好きの私は歴史の本から読み始めました。

まずは横山光輝の「項羽と劉邦」から読み始めました。横山光輝といえば「三国志」ですが、60巻と長いため、「項羽と劉邦」の12巻から読み始めました。続いて織田信長の伝記。(小学生向きのもの)。横山光輝の「三国志」。山岡荘八の「織田信長」。。。とレベルを上げていきました。

また、スポーツやサッカー好きなので、サッカー選手長谷部誠の「心を整える」から読み始め、野球落合博満の「采配」。。。などを読んでいきました。

その他、藤原紀香の「紀香魂」など芸能人の本なども読んでいきました。政治家田中角栄の「100の言葉」など、その都度好きなった人や話題になった人の本を読んでいきました。

難しい本から入ると、いつか読まなくなると思います。初めは自分の好きなジャンル、スポーツ選手や芸能人などなんでもいいです。読みやすいものから、そこから始めていきましょう。そうすればきっと継続します。

読む時間場所

本を読むことを「習慣」にすることが非常に大切です。つまり読む時間場所を決めることが必要です。私自身車通勤のため電車で本を読むということができませんので、本を読む場所時間は「トイレ」と決まっています。しばらくするとトイレ以外のにも時間があったら本を読んでいます。

今ではドラッカーなどかなり難しいビジネス書も読めるようになりました。本よ読む一番大切なポイントは継続することですので、ぜひ参考にしてください。

本を読む以外の子供が読解力をつける方法、受験が近い場合の国語の点数を取りたい。こういった場合について以下に記述していきます。

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