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あいさつにはチカラがある

「やっちゃん、おっはよ〜」

「おー、おはよう!これから、お山かい?」(お山:森のようちえんの愛称)

これは、4歳息子と同じ集落に住むおばあちゃんとの会話だ。息子は車のなかから、おばあちゃんは野菜を乗せてリアカーを引きながら。

これは、心あたたまる、私が好きな光景。

以前、夫の実家がある福岡・糸島市の道を歩いていた時のこと。島ではすれ違う人にあいさつするのが当たり前なので、その感覚で、すれ違ったおばあちゃんに「こんにちは」とあいさつした。

するとおばあちゃんは「あいさつしてくれるなんてうれしいわ」と、半分涙を浮かべながらとてもうれしそうに歩いて行った。

あいさつって、あいさつを交わすって、チカラがある。「私はここにいるんだ」とか「このつながりの中にいるんだ」とか思えて、生きる活力になる気がする。

小3の娘は、東京に行くと”一人あいさつチャレンジ”をする。あいさつして、返してくれる人は何人いるか。「こんにちは」を返してくれる人は、ほぼいない。微力ながら、あいさつを続けていきたい。

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