茶色い食卓

昨夜、ひさしぶりにわが家の食卓が茶色だらけだった。

一応、お料理に関する仕事をしているので、料理は目で味わうということも知ってはいる。

考えたはずなのに、茶色だった。

自家製鶏チャーシュー炒飯、
ごぼうと人参のにんにく醤油揚げ、
白菜のみそ汁。

炒飯に入れたねぎが思ったほど緑じゃなかった、
人参に片栗粉がつきすぎてしまって色が出なかった、という
想定と違うこともあったのだが・・・

さすがに、、と思い、
ヘタ付きのプチトマトで、赤と緑のフレッシュさを追加だしてみたりした。

ちなみに、わが家はあまり、”子ども向け”に作らない。
多少、塩の量は気にかけるけれど、
大人がおいしいと思うものを一緒に食べている。

でも、子どもって、昨日好きだったもの、今日嫌いになってるし。
ママのそうめんが一番好き!とか言ってくれるし。

こちらの想いは容赦なく、交わされるわけで・・・

だから、もう大人が食べたいものを作ろう、と思っている。
でも、わたし、無類の辛いもの好きなのだ。
さすがにこればっかりは子どもは食べられない。

だから、わたしはあとから”辛いもの”を追加するのを楽しみにしている。

今日追加したのは、
『ゆず胡椒+お酢』。
辛いものと、すっぱいもの。
わたしにとっては最強コンビ。
この『ゆず胡椒+お酢』は、炒飯にかけたのだ。

お気に入りのゆず胡椒。
夫の地元である福岡・糸島のもの。
辛さはお墨付き、そして舌触りがじゃりっとした感じがあり、たまらない。
赤と緑で、また味が違うので無限ループだ。

今日開いていたのは、緑のほう。

赤だったら、少しは差し色になったのかな、とか思ったり。

でもこうしてゆず胡椒への愛を改めて感じられたから、それもまたよし。

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