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魂を癒すハイヤーセルフとの旅(3) ~感情を解放する~

前回からのつづき

【理性は感情には勝てない】
私たちは、日常生活のほとんどで、顕在意識(単に意識ともいう)を使っています。顕在意識は、思考し、計画し、決断するのが得意です。
しかし、睡眠中はお休みし、無意識状態になります。日中でも、ぼんやりしたり、不注意だったりしている時は、無意識の方が優勢になっています。
この無意識状態に現れるのが潜在意識です。

ところが、この潜在意識は強大で、顕在意識をしのぐ力を持っています。
何故なら、思考や行動を左右する動機や衝動、感情を支配しているのが潜在意識だからです。

「正しいこと」と「楽しいこと」のどちらを選びますか? 
前者を選ぶのは立派な人、と言いたいところですが、理性は感情には勝てません。つまり人間は、潜在意識に支配されていると言っていいでしょう。

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潜在意識に直接働きかけ、感情や記憶、トラウマを解放をする最も効果的な方法が、ヒプノセラピーだと私は思います。またそれは、目的や技法により様々あるようですが、私が体験したものを、ここでいくつかご紹介します。


【年齢退行・インナーチャイルド療法】
年齢退行・インナーチャイルド療法は、催眠状態から幼児期の重要な時点(=今のあなたに強い影響を与える出来事があった時)に戻り、自分を再形成することです。今世で、自分が抱えた問題の根源を発見し、自分を許し、自分にやさしくなれます。他人にやさしくなれたのはそれからでした。

【前世療法】
前世療法は、催眠状態から過去世に飛び、その人生の凝縮されたエッセンスを見つめます。前世の自分の感情まで体感し、涙が溢れることもあります。
時には驚愕の人生が映し出されることもありましたが、それを体感することで、人生経験が深まり、色んなことが理解できるようになった気がします。


【ハイヤーセルフからのメッセージ】
本書の主題でもある「ハイヤーセルフ」については、色んな人が様々な説明をされています。どれも正しいと思いますが、私の場合、その人生における守護神のようなイメージを持っています。

過去世で死を迎えた後、次の人生に行くまでの中間世(ちゅうかんせい)で、ハイヤーセルフからメッセージを聞くことがあります。
そのメッセージは、高次元で、深淵なものですが、その時の私に理解できるように説明してくれます。というか、理解できることしか伝えないのかもしれません。

確かなことは、それはいつも、私にとってタイムリーな内容であり、何か悩んでいることについて、示唆してくれるものだと感じています。


【本題に入る前のおことわり】
本書は、個人のプライバシーを赤裸々に描写し、秘匿性の高い内容を取り扱っています。このため、筆者をはじめ、登場人物のほとんどは、実在するものの、全て仮名にさせて頂いております。

また、神秘的な場面では、物議を呼んでしまう内容でもありますが、そうした不毛な議論から登場人物を守る目的もありますので、この点はご理解を賜りたいと思います。

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<次回予告>
前置きがこれほど長くなるとは思っていませんでした。すいません。    次回はいよいよセラピーの実例をお話ししてゆきたいと思います。     お楽しみに。(つづく)


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