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【第五章】DX化によりみえた営業力強化の必要性

基幹システム・Access・Excel・kintone・Power BI ぜんぶつないでDX化!までの道のり

とあるちっちゃい会社の総務部に入社してから
会社の業務改善に取り組み
お得なツールを便利につなげてDX化
七転八倒 四苦八苦の珍道中の記録です

基幹システムとPower BI で経営分析可視化

ACCESS の危機から ACCESS Runtime のおかげで一発逆転
これまでどおり
基幹システムと ACCESS の連携で
情報の共有一元化を実現することができました
さらに
基幹システムとPower BI により
経営分析のためのデータ集計の自動化と可視化を
実現することができました

ACCESS Runtime と Power BI Desktop という無料のツールを使用しています
コスパの面からでも 会社にやさしい選択です

営業のあれやこれやが知りたい by 社長

基幹システムから販売実績を可視化し
あらゆる経営分析ができるようになり
ますます 機嫌よく 調子づいていたころです

会社の経営状況が あらゆる角度で分析できてしまったため
経営者にとって いろいろ問題点が見えてきたようです

どうも最近の実績が おもわしくない 
それが 可視化によって『確信』と変わったのです

社長から 営業担当者のあれやこれやが知りたいんだが
なにかいい方法はないか との 指令がきました

基幹システムは 注文を受けてから 売り上げる
請求 回収といった一連の販売管理システムです
ようは 実績レベルのデータです

社長が望むのは
受注にいたるまでの『営業』の状況把握です
顧客に対する対応力がみたいのです
当然です
利益が なかなか得られない
原因は何か それは
営業力の低下かも ということになりました
会社の利益にとって 最も重要な問題です

実績の分析が可視化された今
経営者がより成果をあげるためにどうすればいいか考える

それこそが BI ツールの真の目的といえます

営業力強化のための営業支援ツールとは

経営者側がみたいもの

顧客情報
案件情報
そして その顧客・案件に対して
営業担当者がどのような対応をし
それが効率的に的確に行われているか
という情報です

当然
ACCESS でもつくることはできます
しかし 今回はクラウドのツールを探します

直行直帰など
営業活動のため外出することが多い営業部員には
いちいち会社にもどって使うしかない
ACCESS の営業支援システムは
負担になります
せっかくの ACCESS システム
誰かが不便だと思うシステムをつくるのは
本意ではありません

いつでもどこでも
スマホやタブレットで利用することができることが
なにより優先です
今回は クラウド型のツールを導入することにします

営業支援ツールの情報収集

以前 ACCESS に代わるデータベースツール
サブスクで提供されているいろんなツールを調査しました
同様に 今回は 営業支援のサブスクツールを
ググって探しました

SFA(セールスフォースオートメーション)と呼ばれる営業支援システム
調べるとやはり やまほど出てきました

資料請求をして
2社ほどデモを見せてもらい説明を聞き
無料トライアルで試してみました

うち1社は SFA のシステムでは最王手 
間違いない というものでした
しかし トライアルはできません
ヒアリングを積み重ね 当社に合わせてカスタマイズをして
導入です
うーん たしかにやりたいことはすべてこのシステムで完結するかも
でも
実際 触ってみないと不安やし
そしてなにより かなり高額 
1ユーザーにつき ひと月 15,000円 だと!

もうひとつは1社目と同様 かなりの機能はそろっていました
トライアルもできます
トライアルの途中 サポートに 
こういうことがしたいけどどうしたらできますか
という問い合わせをしたものの
なかなか 返事がかえってきませんでした
うーん サポート体制に少々不安要素が

若干 1社目よりは費用は低いものの
会社的には 結構高額です
1ユーザーにつき ひと月 12,000円 だと!

でもこれって 社長が特に力をいれたい案件です
お金に いとめはつけないんちゃう?
社長が問題意識をもって
どうしても営業力を強化したいのだ
というものだから
多少 コストがかかってもやってくれそうな・・・
というか
わたし
いろんなツールの情報を収集・調査・トライアルと
重ねてきて ちょっと疲れ気味だったのです

1社目のアレでいきましょう
アレなら 社長が望む 営業力強化に
絶対 役立ちます と提案しました

ところが・・・

次は kintoneで営業力強化です



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