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【アクセス】『社員管理システム』に資格情報検索の機能を追加しました


『社員管理システム』をもっと便利に 第2弾

社員管理システムに機能を追加して もっと便利にしました

資格情報を簡単に検索できるようにしました
・この人 どんな資格持ってる?
・この資格 誰が持ってる?
今回は こんなシーンに役立つ 機能を追加しました

以前 『社員管理システム』にリスト検索を追加し 単なる社員情報登録ではなく効率的に登録・修正・検索などができるようにしました

今回 追加した機能は

  • 資格登録・照会

  • 資格取得情報(個人)

  • 資格取得情報(資格)

動画で確認 操作と作成のポイント

6分半程度 会社で見てもらえるよう 音は入れておりません

メニュー作成

機能を増やしたので 社員管理システムにメニューをつくりました
社員管理システムを起動したら このメニューになります

『資格取得情報』のボタンを押すと 資格メニューが開きます

『資格登録・照会』

  • 登録してある資格名が一覧で表示される

  • テキストボックスに「建設」などの文字を入力しONのボタンを押すと
    資格名に「建設」という文字がはいっている資格が抽出されて表示される

  • OFFで抽出が解除され全件表示される

  • 新規で新しい資格名を登録することができる

この資格 登録してあったっけ?
新規登録するまえに 抽出してしらべてみよう
多くの資格が登録してある場合 資格を探すときに便利です

『資格取得情報(個人)』

左側のリストは 社員の一覧です
ア~ワ すべてから かなで絞ることができます
社員登録の機能追加で作ったリストボックスです

リストから社員を選ぶと 右のリストボックスに
その社員が取得している資格が表示されます
この人 どんな資格もってるんだろう?
というときに便利です

『資格取得情報(資格)』

左のリストには資格の一覧が表示されています
上のテキストボックスに文字を入れ ON を押すと その文字が使われている資格名が抽出され表示します
たとえば 「クレーン」と入れると 移動式クレーン運転士 や クレーン・デリック運転士 玉掛け(1t以上のクレーン)など クレーンという文字が入った資格を抽出して表示されます
資格名登録・照会に設置した機能と同じです

資格を選んだら 右のリストに その資格を持っている人が一覧表示されます

うちの会社 衛生管理者の1種を持った人がひとり必要なんだけど
持ってる鈴木君が退職するんや 誰かほかにいない?

調べてみましょう 田中さんが2種 持ってますね

おー さっそく1種に挑戦してもらおう!

なんてシーン ありますよね

作成のポイント

資格名登録・照会

資格マスタを帳票フォームで作成します
フォームヘッダーに テキストボックス 1つと
コマンドボタン 3つを配置します
詳細にコマンドボタン 1つ配置します

ON ボタン
テキストボックスの内容をワイルドカードを使って 資格マスタをフィルターします
OFF ボタン
フィルターを解除します
新規 ボタン
新規レコードに移動します
削除 ボタン
レコードを1件削除します
新規レコードを削除しようとした場合 
「新規レコードは削除できません」とメッセージを表示し処理を終わる
削除前に 「削除してもいいですか?」とメッセージを出し 「はい」場合だけ削除する 「いいえ」はなにもしない

資格取得情報(個人)

社員リストから社員を選んだら 更新後処理のイベントで 右のリストを Requery しています

右のリストは 値集合ソースにクエリを設定します
クエリの内容は 社員マスタの資格サブテーブルから 社員リストの連結列(社員コード)で抽出しています

資格取得情報(資格)

前述の個人と同様の仕組みとなっています
資格リストから資格を選んだら 更新後処理のイベントで 右のリストを Requery しています

右のリストは値集合ソースにクエリを設定します
クエリの内容は社員マスタの資格サブテーブルから 資格リストの連結列(資格コード)で抽出しています

作成手順をもっと詳しく

自分でアクセスシステムをつくりましょう

基本となる社員マスタと資格サブテーブルの構成
フォーム 
各コントロールの詳細設定
クエリの作成
各イベントのVBAコード

自力でACCESSシステムを作成できるよう詳細な手順をご紹介しています

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