【アクセス】データベースの分割とは
データベースの分割とは
アクセスでシステムをつくる場合 データベースの分割は必須です
データベースをフロントエンドとバックエンドのデータベースに分けることです
フロントエンドデータベースとは
アクセスオブジェクトのなかのフォーム・レポート・クエリ・マクロ/VBAだけが含まれるデータベースです
テーブルはバックエンド側にできるので フロントデータベース自体のファイル容量は小さくてすみます
バックエンドデータベースとは
アクセスオブジェクトのなかの テーブルだけのデータベースです
フロントエンド側からリンクして利用され バックエンド側のテーブルは 直接ユーザーが操作することはないため誤操作によるテーブルの削除や 誤って内容を書き換えてしまうことを防ぐことができます
利用方法
複数人で利用する場合 ユーザー各自 フロントエンドデータベースを開いて操作します
利用するテーブルは バックエンド側にひとつだけあります
みんなでひとつのテーブルをみるので それぞれが更新したものは 全員に反映されるのです
フロントエンドの利点
フロントエンドを利用することにより
ユーザーごとにオブジェクトをカスタマイズして
それぞれの業務内容により利用するテーブルの項目を制限することができます
つまり このユーザーにはこの項目は見せられないというときは その項目をフォームやレポートの項目から外すといったことができるのです
フロントエンドデータベースをユーザーにあったシステムに個別につくって利用してもらいましょう
データベースの分割方法
音無し 1分11秒で 動画で説明しています
開発中は分割なしでつくりこもう
とはいえ データベースの分割はシステムが完成したあとにしています
開発中はいろいろ試行錯誤
テーブルの項目を追加したいときや データ型を変えたいときなど
いちいち バックエンド側のデータベースを開いて変更していくのは
とても効率がわるいです
システムが完成して配布する段階で データベースの分割を行いましょう
ひとりでシステム利用する場合も分割を推奨
ひとりでアクセスシステムをつくって 利用するという場合でも
データベースの分割を推奨します
フロントエンド側でなんらかの不具合がおきても
テーブルが含まれるバックエンド側は守られます
いったんバックエンド側のテーブルのコピーをリンクして
フロントエンド側のオブジェクトの修正をおこなってから
本来のバックエンドデータベースとリンクしなおして利用を開始しましょう
まとめ
データベースの分割は アクセスシステムをつくる際 とても重要なことです
データの共有一元化が可能になり
ユーザーごとに最適な効率のいいシステムを提供できます
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