見出し画像

ママと一緒がいいの。


少し前に希死念慮がわくほどの抑鬱状態になっていた私。

実家にSOSを出して、木曜日夕方から日曜日まであずけるというのを2週連続で続けて、
その間に私は休養を取らせてもらっていました。


一方でまだ2歳の娘は、とても寂しい思いをしていたのだと思います。

先週の日曜日に帰ってきた日、夜中に
「ママ、抱っこして…」
と起こしてきた娘。

トントンでいい?と聞きながら背中をトントンしようとしたら、泣きべそをかきながら、
「ちょっとだけでいいから、抱っこしてよぅ…」

すぐに、いいよと言って抱き上げました。

もしかしたら怖い夢を見たりしたのかもしれないけど、
娘なりに寂しかった、不安だったと伝えているように感じました。


つい先ほど、母から電話があり、
「今週も預かるよ」
と言ってくれました。

逆に、今週を逃すと月末の方まで時間が取れないかも
とのこと。


まだ起きていた娘に
「どうする?ばーばのおうち、また行きたい?」
と聞くと、ぐずり出し、

「ママと一緒がいいもん」
「ママがいいの」

としきりに訴えてきました。


寂しい思いをさせてしまった申し訳なさとともに、
愛しさで胸がいっぱいになりました。


とはいえ、ここで
「可哀想だし私なんとかやってみるよ!」
と言ってしまうと、後々疲れがたまって
また前と同じような状況を引き起こしてしまうかもしれない。

なので今週は、「娘と一緒に」実家へ帰ろうと思います。



子育ては本当に大変だけど、
こんな風に全力でママを求めてくれる期間は
きっとそんなに長くない。


娘のあたたかくて小さな手、
抱っこしてとコアラのようにしがみついてくること、
嬉しいときに出すお猿さんみたいな声、

いつもできなくてもいいから、
できるときは。

ひとつひとつ噛み締めて大切にしていきたいな。


この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?