こぼれ話: 隠れたヘルプマーク
こんにちは。れんなです。
今回は、訳あってマークの部分が見えない隠れヘルプマークについてお話していこうと思います。
「目に見えない病気だから」…
ヘルプマークが必要な状況の方でも、表立って付けることに抵抗のある方がいらっしゃるそうです。
調べてみたところ、見た目には分からない病気の方が「自分は健康にみられるから、ヘルプマークを付けてていいのだろうか…?」と悩むことは、少なくないようです。
そのため、ヘルプマークを必要としていて付けている方でも、つい隠してしまうということがあるそうです。
危害を加えられないため
悲しいことに、ヘルプマークをつけていることで危害に遭うことも少なくないようです。
「見せびらかしたい」と思われて非難
上の記事は、ヘルプマークを付けて親戚の墓参りに行ったところ、親戚に睨まれ「障害があるってこんな所でも見せたいの?」と言われた方の話です。
もちろんそんなことはなく、必要だから付けているに決まっています。
しかし、ヘルプマークの理解がまだまだ広まっていないため、謂れのない偏見も残っているようです。
狙われる危険性
腹立たしいことに、ヘルプマークを付けている方にあえて攻撃を仕掛けてくる人もいるようです…。
「誰でもいいから殺したかった」と言っていた連続殺人犯が殺した人間の大多数が女子供だった
この話と同じような構造のことなのでしょうか。
とにかく、言語道断なのは言うまでもありません。
隠れたヘルプマークの見分け方
ヘルプマークのストラップ部分は、他では見ないような特殊な形をしています。
自身もヘルプマークを持っている私は、このストラップとこの色を見ただけで、ヘルプマークだと分かります。
ストラップ部分を他のものにしている方もいらっしゃいますが、大体の方はそのまま付けています。
ヘルプマークを付けた方を積極的に手助けしたいという方は、覚えておくと役に立つと思います。
「大切なものは目に見えない」、けど
「かんじんなことは、目には見えないんだよ」
『星の王子さま』の有名な一節ですが、これはヘルプマークを持っている方の苦しみにも似ていると思います。
「外見では分からない病気・障害を持っている方」 というのは、まさにヘルプマークの対象者です。
しかし、ヘルプマークを付けていると、その苦しみがほんの少しだけ見えるようになります。
それは、外聞や弱者攻撃よりも重大なものなのです。
人の苦しみを想像することは、決して容易いことではありません。
現に私は、フォロワーさんからの指摘を受けるまで、ヘルプマークを付ける後ろめたさなど想像したこともありませんでした。
だからこそせめて、目に見えるものだけでも正しく理解し、尊重するべきだと、私は思います。
お金や売名のために活動しているわけではありません。それでももしご厚意をいただけるのであれば、ありがたく受け取ろうと思います。