ロジハラしないために紅茶を飲む【駄洒落注意】

世の中には、色々なハラスメントがある。
最近では、ロジハラなんて言葉も。

よくわからなかったので、調べてみたら、
正論で相手を追い詰めることだそうです。

回れ右の合図で、左をむいちゃう部下がいたら、
なんて指導したらいいんだろう。

「そっちは右じゃないよ。右向いて、右。」
「私にとっては、こっちが右です。」
「いやいや、右は、こっちでしょ。ほら早く右向いて。」
「価値観の押しつけですか、絶対に向きません。」
「お給料が出てるんだから、その間は、会社のために働かないと。」
「正論ですか、ロジハラですね。」
「・・・」

なんて会話が繰り広げられたら、どうしよう。
これ、勤めてる会社つぶれますよ。みんな路頭に迷いますよ。

氷河期世代の私からすると、拾ってもらった会社に恩があるわけで、
まぁ、勤務時間位は、一生懸命に働くわけですが、
みんな同じ価値観じゃないこともわかっていますけど、
一様雇われてるわけですから、みんななんとか、頑張って働かないと…。
あ～、これもロジハラになってしまうのか…。

部下の指導ってすごく難しい。
逆らう部下もいれば、言われたことを忘れる部下もいる。
出来上がってきたものがひどかったら、
そのときは自分が怒られるはめになる。

そりゃ、中間管理職にしわ寄せがあつまりますよ。
幹部～中間管理職までは、昭和の価値観でやり取りされるし、
中間管理職～平社員は、平成の価値観でやり取りされるわけですから、
昭和と平成に挟まれて、中間管理職の仕事は２倍、４倍、８倍と、
部下の数だけ増えるわけで、あっという間にシンギュラリティですよ。

こんなん無理ゲ―だとぼやいても仕方がない。
今日も正論を飲み込んで、セイロンを飲み込む。