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高校生の頃に出会ったインターネットというフロンティア

インターネット広告会社の代表でもある僕の「はじめてのインターネット」の思い出は1996年高校1年に遡ります。

父親が

「世界が変わる。これからはインターネットだ。」

と騒ぎ、うちの全財産をかき集めてコンピューターを買い、ISDN回線が引かれたのを今でも覚えています。

周りの友達がインターネットを知らない中でちょっと選民思想に浮かれつつ、その頃流行っていたエンタメ系の情報を見て楽しんでいました。

そこから高校時代に「検索」というものに出会い、ユーザが検索してHPにたどり着く、という体験をして、僕は子供ながらに

「どうやったら見てくれる人の数を増やせるんだろう?」

と考え、姉とこんな会話をしたりしてました。

僕「自分でHPが作れるならどうやったら見てもらえるようになるの?」

姉「わかんないけど、みんなが興味ある言葉がHPに書いてあればいいんじゃない?」

僕「じゃあ、僕がHP上に意味なくGLAYとか広末涼子とかGLOBEとかいっぱい書いておけばアクセス数増えていくのかなあ」

姉「かもね」

23年くらい前にこんなスパミーなことを喋っていたことを思い出します。

そのあと大学時代にはめっきりインターネットを使わなくなり、飲食店→不動産営業と地上の仕事にのめり込んで行きますが、そのあとインターネット広告系の会社に転職したきっかけで「インターネットの世界」に帰ってくることになります。

芸能人の名前でスパミーにアクセスを伸ばそうと考えていた少年は結局インターネットの水が合っていたようで、インターネット広告の運用代行サービスで起業し、今に至ります。

若い頃の原体験は一生ものの財産なのかもしれないですね。

今はスパムではなく、まっとうなSEO・リスティングだけじゃなく、

「検索クエリを生み出せる側」

になることを目指して日々奮闘しています。

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