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笑顔は消さない

どんな事態になっても、笑顔は自らが心がけていれば消えることはないのではないでしょうか。もちろん、心からの笑顔がいつも出せるわけではありません、誰にだって”顔で笑って心で泣いて”という時もあると思います。

眉間に皺を寄せて難しい顔をしている、あるいは癖でそうなってしまっている人もいるかもしれません。真面目とは難しい顔をして取り組むこと的な社会風潮はいまだに感じることがあります。”ヘラヘラするな”と小さな頃に学校で怒られたことがあります、”なにが可笑しいんだ”と詰め寄られたことも。

こういう風潮を変えていかないと、と強く感じています。難しい顔をしている人に相談したいとは思いません、相談したら怒られそうです”それくらい自分で考えろ”と。自分で考えて解らないから相談しているのに。

笑うということはとても大切なことです。笑うことで免疫力が高まることが科学的に証明されています。免疫の働きをするNK(ナチュラルキラー)細胞は、笑うことで活性化し増えることが実証されています。

そして、笑うことで脳内から”幸せホルモン”といわれるセロトニンの分泌が活発化することも解っています。このセロトニンは、快適な睡眠に誘う役目もあることから疲労の回復にも繋がっています。

心臓病にも、糖尿病やリウマチにも、鬱病などにも笑顔は有効であるということが実証されているのです。もちろん、病気だけでなく誰かが笑顔でいるとつられて笑顔にという、愉しい時間も伝染します。集団という社会的ストレスも笑顔によって軽減されるのです。

小さな頃の人気者は面白い人、馬鹿をやったりして皆を笑わせてくれる人。お金持ちでもなければ、イケメンでもない、ただ単純に愉しい人。これは人間の論理ではない本能なのでしょうね、きっと。なにが自らを幸せにしてくれるのかということなのだと思います。

素直な心を持つ子供は一日に400回笑います、いろいろな経験を重ねてきた大人は15回しか一日に笑わないそうです。いろいろな経験を重ねてきたからこそ”世の中は甘くないぞ”ではなく、”苦しい時こそ笑い合おう”と謳えればと思います。

笑顔は、自らが心がけていれば消えることはありません。人間が人間であるための大切なこと、愉しい気持ちを表現できる笑顔、誰かを安心させてくれる笑顔。ACBaLでは、笑顔を大切にしたいと考えています

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