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宮田浩志『はじめての家族信託』

こちらでも書いた通りですが、認知症高齢者の資産問題について、関心が高まっているので、ソリューションの一つの家族信託について読んでみました。
普段だったら要約を付け加えるのですが、あまりにも要点が絞られている内容でして家族信託の仕組み、メリットデメリット、費用や実運用について網羅的に解説された本でした。要点しか載ってないので本を読んでみてください。図解なので説明がとにかく平易で、普段本を読むのが好きじゃないという人たちにも受け入れられてもらえる内容でした。

この家族信託の分野は個別具体の様々なケースが想定されるゆえに、家族会議から司法書士が同席するケースが多いとのことでした。それは依頼主側からするととても助かるだろうなぁと思うのですが、一方でそれゆえに費用が数十万〜数百万円かかってしまう理由にもなっているなと。

この辺りは、事例のパターン学習と司法書士人格、弁護士人格、不動産コンサル人格、税理士人格の4人くらいを合わせたLLMを作ることによって、個別具体のパターン化を安く最適に実現できないものだろうか、などという感想を抱きました。

家族信託に興味を持って頂けた方、一冊本棚やリビングに置いといて損しない内容です。

※本noteで使用しているURLはAmazonアソシエイトリンクを使用しています。

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