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第5章 感染対策- Part 3・ ウイルス、菌類、寄生虫

Viruses (ウイルス)  

超顕微鏡的粒子が、生物学的有機体の細胞に感染して、宿主の細胞の生殖機能を乗っ取ってしまうということを言います。簡単にいうと、微小の粒子が私たちの体なのかに寄生して、細胞に感染、そして細胞の機能を乗っ取ってしまうというものです。 

この粒子(ウイルス)はほぼ全ての植物、動物、バクテリアに感染することができますが、寄生せずに生きていくことはできません。


主な症状として、風邪(common cold)、その他の呼吸器や胃腸の感染症(other respiratory and gastrointestinal infections)を引き起こします。はしか(measles)、おたふく風邪(mumps)、水痘(chicken pox)、天然痘(small pox)、狂犬病(rabies)、黄熱病(yellow fever)、ポリオ(polio)、インフルエンザ(influenza)、HIV(AIDS)などがあります。

* 細胞を貫通して生きる。

* 抗生物質耐性がある。

* 予防接種によって予防されてるが、予防接種はすべてのウイルスに対応できるわけではありません。

* 一般的な例として、サロンで見られることが多いのは、ヒトパピローマウイルス(HPV)、足の底にできるイボ(plantar warts)として知られている.


Bloodborne Pathogens (血液媒介病原体)
血液や体液中で体内を運ばれる病気を引き起こす微生物(肝炎やHIVなど)は、血液媒介病原体と呼ばれます。


*Hepatitis(肝炎) - 肝臓の炎症を特徴とし、伝染のHIV / AIDSと同様の血液媒介ウイルスによって引き起こされる。感染者の体液中に存在します。

* 3つのタイプー
サロンでは3種類の肝炎(hepatitis)が懸念されています:A、B、C型肝炎があって、B型肝炎を表面上で殺すのは最も難しいです。 B型およびC型肝炎は、血液を介して人から人へ、そして精液および膣分泌物などの他の体液を介しては、少ない頻度で感染します。

HIV / AIDS 

HIV(Human Immunodeficiency Virus)は、エイズ(Acquired Immune Deficiency Syndrome) お引き起こすウイルスです。エイズは体の免疫システムを壊します。

以下のように、血液や体液を介して感染します.

* 無防備な性的接触.

*感染した薬物使用者とのIV針の共有.

* 医療施設での針によるアクシデント.

*サロンの鋭利な道具による切り傷によって感染する可能性もある(今までにこのケースはないが)

が、以下のような接触では感染しません。

* 握手をする。

* ハグをする。

* キスをする。

* 食べ物をシェアしたり、同じ食器を使う。 電話機や、トイレのシートを共有しても感染はしない。

感染しているのにも関わらず、何年もの間、症状がない場合もあります。 当人は感染していることを知らずに、他の人にうつしてしまう、ということもあります。


Fungi(菌類)

カビ、酵母などの微視的な植物寄生虫。

Ringwarm(足の裏のイボ)などの伝染病を引き起こす可能性があります。

* Mildew (カビ)ー植物に影響を与えるか、無生物の上で成長するが、サロンで人間の感染を引き起こす事はない菌。

* Folliculitis (毛包炎)ーBarber's itch(理髪師のかゆみ)とも呼ばれ、一般的に皮膚に影響を与える表面的な真菌感染症としても知られています。主に顔や首のひげを生やした領域または頭皮の周りにできるニキビに限られています。

*Tinea capitis(白癬)ー菌が頭皮に感染して起こるもので、毛穴にできる、赤い湿疹やオデキ、カビのようなもの。

* Tinea pedis (水虫)ー足の裏にできる、おできや湿疹。アスリートの足の裏など。


Parasites(寄生虫)


他の生物の上または中で成長し、摂食し、そして生息する生物。  人間が、生の肉や、魚を食べる事で、体の中で生息する寄生虫を取り込んでしまうこともあります。 体の外部に寄生する寄生虫はノミ、ダニ、毛ジラミなど。

* Pediculosis capitis (シラミ)ー髪の毛のシラミ

* Scabies (疥癬)ー皮膚の中に入っていく極小のノミ


寄生虫によって引き起こされる伝染病は、美容学校やサロンで治療されることはありません。医師に紹介する必要があります。治療は丁重にお断りして、お医者さんに行っていただきましょう。

どうやって体に入っていくか:

* 傷、にきびなどから。

* 口からー空気からの感染、水、ご飯。

* 鼻からー空気

*目や耳からーホコリ

体が、どうやって感染に対して戦うか:

* 発汗や消化液などの体の分泌

*  白血球

* 抗生物質 


注) 感染は個人の衛生管理および公共の安全を介して防止および管理できます。


Immunity (免疫)


感染や病気に対抗したり抵抗したり、体内に入った細菌を破壊する能力。

*Natural immunity(自然免疫) 
特定の病気に抵抗する先天的能力。衛生的な生活と頻繁な運動と健康的な食事療法によってこの免疫は発達する。

* Acquired immunity (獲得免疫)                                                                                 体が病気から克服した後、または接種によって獲得できる免疫。病気や接種によって血球が抗体を生成する。この免疫は、一定時期のみの場合ものと、永遠に効くものも。



次回は、どうやってこのような病原菌を防ぐか、についての規制についてです〜

ではまた!

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