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僕が見たかった青空が乃木坂46に追いつくのはいつか?

僕が見たかった青空(以下、僕青)というグループが最近気になっている。

調べてみるとプロデューサーは秋元康氏、乃木坂46の公式ライバルというではないか。
AKBの公式ライバルを作って姉妹グループばんばん作って今度は乃木坂の公式ライバルかよ。どんだけ作るつもりやねんと突っ込みたくなる。
のは置いといて

公式ライバルと知った時、ふと頭をよぎった事がある。

僕青が乃木坂46に追いつくのはいつになるのだろうか、と。

その前に、グループの始まりであるAKB48の話をする。
彼女たちのメジャーデビューは2006年。
当時の感覚だが、秋葉原をメインに活動していた&当時のオタク文化(電車男や2ちゃん)の流れで、割と色物扱いされていたように思う。
転機としてはレコード会社移籍後のシングル「大声ダイヤモンド」だろう。
「スカート、ひらり」や「軽蔑していた愛情」など、欅坂46が当時歌っていたようなテイストからポップな曲調を押し出し始めた。
翌年には選抜総選挙を開催、同年秋にリリースした「RIVER」でオリコン1位を獲得。
「握手会というものが行われている」というのが認知され始めたのもこの頃のように思う。
そして翌2010年、第2回選抜総選挙で不動のセンターと言われた前田敦子さんを破り、大島優子さんがセンターを務めた「ヘビーローテーション」で人気が爆発した。
グループの人気と周知が一致するまでに約4年かかった。というのが私の感覚だ。

では乃木坂46はどうだったか。

これから少し容姿に関する表現多めの文章を書きますが、悪意を持っている訳ではありません。あしからず

彼女たちのデビューは2012年。
AKBという地盤があったおかげか、活動に関しては順調だったように思う。
ただ、デビューシングル「ぐるぐるカーテン」のセンターが生駒里奈さんに決まった時はそこそこ否定的な意見があった。
白石麻衣さん、生田絵梨花さんなどがいるのになんでこの子?みたいな。
生駒さんはかわいい。素朴な雰囲気も清純さを感じさせるのでよい。
だが「綺麗か」と言われればぶっちゃけその部類には入らない。
むしろ前述した白石さん、生田さんの他に橋本奈々未さん、松村沙友理さん、西野七瀬さんなど、メンバーは綺麗な子も揃っていた。
その中に生駒さんが混じると、どことなく浮いている様に見えたのだ。
秋元康氏は多分、前田敦子さんや松井珠理奈さん(SKE48のメンバー)など「なぜこの子がセンター?」と話題を作るために敢えて生駒さんを選んだのだと思う。
もう一度言う、多分。
生駒さんも多分「何で私がセンター?」と驚いたと思うし、プレッシャーは半端なかっただろう。
では転機はどこだったかと言えば翌2013年、6枚目のシングル「ガールズルール」でセンターが白石麻衣さんに変わった事だろう。
曲調もどことなく変わった。
個人的な表現になるが、5枚目のシングル「君の名は希望」までは歌詞に登場する「僕」は明らかに若い。
だが、ガールズルール以降は「僕」の目線、というか年齢が2、3歳上がった。
たかが2、3歳と言うなかれ。
14歳と17歳。中学生と高校生と言えばいいだろうか。
この年の若者が見ている、見えている景色は明らかに別物だ。
ファン層もこの頃から女性が増えてきたように思う。

乃木坂46のブレイク時期というのは曖昧で、明確にここだ!と言える箇所はないのだが
浸透・認知されてきたのは2014年だろう。
この年は紅白歌合戦出場濃厚、なんて言われていたが、メンバーの路チュー写真がスクープされ、お預けに。
翌年、無事に出場できました。
たらればになるが、もし2014年に出場できていたら人気も一気に爆発したのだろうか?
個人的感覚だが、当時の主力メンバーだった白石麻衣さん、齋藤飛鳥さん、堀未央奈さんらがこのスキャンダルのおかげ、と言っては変だが「卒業時期がズレた」とも取れる。
明確な答えはない。

閑話休題、これらを加味しても周知までに大体2~3年かかった、と言える。

ここからが本題、僕青はどうか。

noteで僕青についての記事を検索してみると「今後は厳しい」と書かれている記事を見つけた。

理由もなんとなく分かる。
公式YouTubeの再生回数は少し寂しい。

ごり押しは嫌われる。それは昔からある事だ。
(大体あっちゃんもじゅりなもゆいはんもはるっぴも生駒ちゃんもそれに近いものがあるだろ)
ただシングルの初週売上が約3万枚で爆死というのはどうだろう。
今の時代、CDを買わない人が多い。一人で何枚も買っているのはあるだろうけど、それでも3万は立派な数字だと思う。
むしろ初週10万いってたら「オタクって金あるんだな」って感想が真っ先に出る。

現在発表されている曲を聞く限り、初期の乃木坂路線で売っていくのだろう。
デビューから間もなく舞台を経験させている事からもなんとなく予測できる。
これからグループを浸透させていく以上、大切なのはメンバー個人の知名度を誰かひとりでもよいので上げる事である。
今の所、八木仁愛さんを2作続けてセンターに抜擢しているので、彼女を中心に活動していくのだろう。
他のメンバーの中で頭一つ抜け出す可能性がある子は?と言われるとわからない。
大体私も最近気になり始めたのでこれ以上語りようがないのだ。すみません。
ただ世間に知られるきっかけ、というのは欲しい。
それは曲調をガラリと変えるか、新メンバーを加入させて、それを機にセンターも変えるか。
方法はいくらでもある。秋元氏が次、どのような一手を指すか楽しみだ。

私は「いつ追いつくか」と表現した。「追い越した」ではない。
乃木坂46は、厳密に言えばAKB48を追い越した、というより
知名度、人気がAKBと同じ場所へたどり着いた、そう解釈している。


僕が見たかった青空も、何年かかってもいい。

いや、欲を言うなら5年以内かな(苦笑)

同じ場所へたどり着いてほしい。

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