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1月1週目+αの日記

1月1日

母方の親戚ほぼ一同集まって食事会をした。
従兄弟たちとは昔から仲がいいのでこういう集まりは嫌いじゃない。
それぞれの子供にお年玉をあげたり面倒をみたりする。
僕自身ちゃんとした大人になってる感覚はあまりないのに(あってしかるべきだが)、大人の役を演じている。きっとずっとこうやって演じていくのだろう。
食事後には広場で大人子ども入り混じって凧揚げをしたり、シャボン玉を叩き割ったり、バレーボールをしたり、大縄跳びをしたりした。

1月2日

実家でダラダラしていた。
旅行とか帰省のときには、いつも読書をしようと思って重い本をわざわざ持っていくのだが、実際に読めたためしがない。今回も例に漏れず重いハードカバーの本を3冊も持っていっていた。しかし、今回は珍しくその内の1冊は読み終え、もう1冊をそれなりに読み進めることができた。毎年漫画の誘惑に負けるのに。
実家にいるときはソファーに寝っ転がって本を読むことが多い。そうすると娘が僕の上に乗っかってきて本を読み始める。寝っ転がる僕の上に寝っ転がる娘。これが毎年の正月の恒例行事のようになっているが、さすがに小学生になってからはこんなことはもう来年はないんだろうなという感傷がついて回る。今年も乗っかってくれたけどかなり重かった。さすがに来年はもうやらなくなるんだろうな…

1月3日

家族で銭湯に行った。
僕はサウナは苦手だが熱いお風呂と水風呂で行う交互浴は大好きだ。ここの銭湯は水風呂の周りにそれなりの数の椅子が置いてあって、熱いお湯に限界まで浸かる→水風呂に限界まで浸かる→椅子でぼーーーーーーっとするを堪能できる。
湯船に入っているときでもぼーっとしてるときでもそうなのだが、何かしら考えてはいるものの実のある思索なんてものは全くできない。物事を突き詰めて考えることが苦手で、とりとめもない思考があっちこっちに飛んでいき、結果として何も覚えていない。
ぼーーっとしに行ってるんだからぼーーーっとするのが正しい行いだし、僕も取り立てて何か考えたいわけじゃないんだけど、そういうことができる人はすごいよねって話。

1月4日

割と近所に早朝から昼過ぎまでしかオープンしてない美味しいラーメン屋があるとのことで行ってみる。20分という絶妙な遠さを歩いて10時台に到着。店に入って食券を買おうとすると、なんと全て売り切れたとのこと。そんなに早い売り切れある?とショックを受ける。仕方がないのでさらに15分くらい歩いてJRの駅へ行く。東京人は30分くらいの歩きなぞ余裕なのだ(という負け惜しみ)。
振り下ろし場を失ったラーメン欲をなだめるべく、なんとなく渋谷で降りてなんとなくPARCOまで歩く。結果としてこれが大正解だった。ちょうど11時オープンの2分前に到着したので、そのまま地下にあるハンバーグの人気店「極味や」へ直行。こちらは11:30オープンだが並んで確実に1巡目で入れる。数年前に1度行ったことがあり、その時は行列なんて全くなかったのだが、いつの間にやら1日中行列ができる店になってしまい諦めたこと数回、このチャンスを逃すわけにはいかない。
ハンバーグLサイズとステーキ60gのセットにさらに追いステーキ60gを追加。ご飯・サラダ・スープ・ソフトクリームのセットもつける。卵黄も追加しちゃう。せっかく来たんだからここが金の使い時とばかりに考え得る最上のセットにした。
僕はこの「せっかくだから」の発動条件がとてもゆるい。外食時にはほぼ毎回発動してると言ってもいいくらい。だからいい年して(世間一般のいい年してよりもっとずっといい年して)お金が全然貯まらない。
それはいいとして(良くはないが)、ハンバーグもステーキも非常に美味しかった。このお店は両面に軽く焼色をつけただけで中身は完全に生の状態で提供される肉を、お箸で適量にちぎって目の前にある鉄板で自分の好きな焼き加減まで焼いて食べる方式だ。僕は炙りレバーとか、馬刺しとか、かなり生もしくは生に近い状態のお肉が好きなのだが、ハンバーグに関してはそれなりによく焼いた方が好みなことに気付いた。ハンバーグの生肉感はいくら僕でもなんというかちょっと不安になる。
お会計は5千円は行かなかったけど、という金額。ちょっとしたイタリアンでランチコースを食べれてしまう金額なのが引っかかるが、美味しかったという事実を胸に深くは考えない。

生々しいお肉
タレも豊富

光がふんだんに入る良い雰囲気の珈琲屋さんでコーヒーを飲んで落ち着いた後、代々木公園まで歩いた。ちょうどdiscordでボイスチャットが始まったので参加して雑談しつつぐるぐると歩き回る。
明治神宮がすぐそばにあるという事実を思い出したので公園を出て向かう。三が日は終わったもののまだ1月の頭なので渋滞とまではいかないがかなりの人出がある。参道をずっと歩いていくと突然かなり大きなスクリーンが現れてCMを流している(日能研のCMが流れていた)。雰囲気も何もあったもんじゃなくてこのスクリーンに関しては好きになれそうにない。
本殿の前はさすがにかなり行列ができていて5分くらいは並んだ。しかも本来のお賽銭箱があるところではなく、その前にある臨時の広大なお賽銭エリア(なんて呼べばいいんですか?あのスペース)の前でお参りをしなければならずこれも雰囲気がない。もちろん、あのエリアを設けなければ長蛇の列になるだろうから対応としては正しいのだろうが、有名なところにはもっと空いてる時期にお参りしようと思ってしまった。
おみくじを引いたのだが、本殿からかなり歩いて歩いてもうすぐ出口だよって場所におみくじや破魔矢等のスペースができていた。番号を引いて引き換えてもらうと、大吉とかの診断はなく、ちゃんと継続して努力しなさいみたいなことだけが書かれていた。いや、言ってることはご尤もだがなんかこうさあ… おみくじを占いのごとくエンタメとして消費しようとしてる僕が悪いんだけど、やっぱり大吉とか凶とかって書いててほしいよね。

1月5日

朝から肛門科にかかりに行く。汚い話で申し訳ないが近頃ケツノアナが痒くてしょうがなかった。これはきっと軽い痔のせいに違いないのだが肛門科に行くのって歯医者に行くのより怠い。
開業時間ぴったりに行ったのだが、すでに十数人が待っている。失敗した、7年ぶりに来たから忘れてた、ここはジジババが朝一で殺到するんだった。なぜ7年ぶりって正確な年数を覚えているのかというと先生にそう言われたから。ケツを出して横向きで寝る。指を突っ込まれる。痛くはないけど奇妙な感覚(気持ちいいわけではない)。
会計を終わらせたら1時間半弱経過していた。昨日ラーメンを食べられなかったので、神田の鬼金棒というカラシビラーメン屋に開店ダッシュしようと思っていたのだが間に合わなそうだ。
一縷の望みをかけて神田に向かう。やはり到着したのは11時10分くらいで開店から10分経過。一応平日だし10分ならまだそんなに並んでないでしょという希望は粉々に打ち砕かれる。ざっと見で40人は並んでいる。店舗の道路を挟んで反対側まで行列ができている。さすがにこれは無理だ。
だが、こんなこともあろうかとGoogle Mapで鬼金棒のそばのラーメン屋が行きたい店リストに入っていたのを予めチェックしてあった。「無銘」というベジポタ系のラーメン屋だ。行ってみると店内満席だが待っている人はいなく、割とすぐに案内された。
ベジポタ系のラーメンは初めて食べる。券売機の名称は塩ラーメンだが、なるほどスープはどろっとしている。特筆すべきは「具だくさん」トッピング。俗に言う特製なのだろうがたった200円でトッピングがてんこ盛りになる。スープの味はかなり濃い目だが野菜と一緒に食べるのにちょうどよい。
昨日に引き続き今日も1件目のラーメン屋に入れなかったという一見悪いことのおかげで、行ったことのないラーメン屋で美味しいラーメンを食べる(昨日は美味しいハンバーグとステーキを食べる)という良い経験ができた。悪いように見える事柄でも後から振り返ってみると良い影響を及ぼすってことはままあるよね。逆もまた然りではあるんだろうけど。

豪華すぎる

1月6日

サイゼリヤに行った。

エスカルゴは必ず頼む

1月7日

近所の公園に行った。

1月8日

引き続き読書をしている。
積ん読は楽しいこととはいえ、去年はあまりにもあまりにも(40冊買ったら1冊読むくらいのペース)だったので、今年は積極的に読んでいきたい。
夜は生ハムのサラダとチキンステーキ+ポテト(イタリアでメジャーな家庭料理らしいが名前は知らない)を作った。

生ハム美味い
ニンニクとローズマリーで味付け


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