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エントリークラスのオーディオ製品で音楽を聴く。SONY STR-DH190+SS-CS5+PS-LX310BT


以前のオーディオシステム


 2年前に下記の記事でご紹介したシステム。いずれもオーディオシステムというのもおこがましいエントリークラスの製品です。でもいい出音で、特に故障もなく聴いてきましたが、例の「飽き性」という困った癖のためにまた入れ換えをしました。

今回入れ替えたシステム


 全部で8万円台ですからエントリークラスという点では変わりませんが、ソニーの製品でそろえました。それぞれがネットで話題に上っていて、大型家電の通販サイトで4.3以上の口コミ評価を得ています。

・アンプ SONY STR-DH190
・スピーカー(ペア) 同 SS-CS5
・レコードプレーヤー 同 PS-LX310BT

SONYのエンブレムがかっこいいと勝手に思っています。
アンプのFMアンテナ端子にアンテナケーブルを接続するのにひと工夫必要でした。
アンプとプレーヤーが近いのでBluetooth機能は使わずRCAケーブルでつないでいます。

 では、具体的に見ていきましょう。

アンプ SONY STR-DH190

特長は、
・Bluetooth機能
・FMチューナー標準装備
・フォノ入力端子(MMカートリッジ対応)
・ピュアダイレクト機能 などです。
 大きさは、横幅430mm、高さ133mm、奥行き284mmで、標準的なオーディオサイズです。奥行きが比較的短い点に好感がもてます。重さはこのクラスでは重めの6.9㎏です。
 デジタルの入力や出力端子、USBメモリ端子が付いてないことが少し残念ですがこのクラスでは仕方ないでしょう。なお、Bluetooth機能でつなげば、パソコン内の音楽データを再生可能です。

 

スピーカー SONY SS-CS5

特長は、
・いわゆるブックシェルフ型の形状
・広指向性スーパートゥイーター、25mmソフトドーム、130mmウーファ―の3ウェイ構成
・インピーダンスは6オーム
・能率が87デシベル
・SP端子がバナナプラグ対応 などです。
大きさは、横幅178mm、高さ335mm、奥行き220mm。このクラスでは比較的大きめな印象ですが、アンプ同様奥行きが比較的短い点に好感がもてます。重さはこのクラスでは標準の4.5㎏です。

 

レコードプレーヤー SONY PS-LX310BT

特長は、
・フルオート(便利です)
・ベルトドライブ仕様
・フォノイコライザ搭載
・Bluetooth機能搭載(通常のRCAケーブルも付属しています)
・付属のUSBケーブルを利用してパソコンに音声データを取り込み可能 などです。
 アームとカートリッジシェルが一体型のためカートリッジ交換ができない反面、低音再生に好影響があるとのことです。ほかに、RCAケーブルが直付けで外せない事などの欠点はありますが、このクラスでは致し方ないでしょう。
 大きさは、横幅430mm、高さ108mm、奥行き367mmと標準的で、重さは3.5㎏と軽めです。

 

音質がバク上りするという「うわさ」


 なお、口コミ等で、これらSONY製品の組み合わせによる、音質のバク上りという不思議な現象が取りざたされています。これはあくまで主観の問題のため、真とも偽ともつきません。

テレビの音声出力端子からアンプのRCA入力端子につないでいます。
YouTubeなどの音楽番組などをいい音で聴くことができています。
レイアウト上スピーカーの間隔が2m近くまで開きましたが聴感的にはかえって良かったです。

 

スピーカースタンドの不思議


 以前購入した高さ60cmのこのスタンド自体は剛性が弱く、ものがちょっと当たるだけで揺れるほどなのです。しかも底板や天板が小さい。なんせペアで5千円台の買物でしたから。そのため今までのより少し大きく重い、今度のスピーカーがスタンドから落下しないか気になっていました。

柔構造か


 ところが何が幸いするか分からないですね、この世の中は。ものが当たるとスピーカーごと、ゆっさゆっさとゆれるのですが落下までには至りません。意外にも撓(しな)ることが幸いして大丈夫そうです。
 ちょうど高層ビルの柔構造で耐震性能を確保するのと同じ原理かなと思っています。まあ、音質面では、剛性の高い本格スタンドにはかなわないと思いますが……。

 

まとめ


 以前は、さまざまなオーディオグッズに手を出したり、スピーカーケーブルにも凝った時期がありました。海外製品なども使用しましたが、現在はホームセンターでも売っている普通の赤黒のケーブルを使っています。インシュレーターをつかったりもしていません。経験上、凝り出すと沼にはまるからです。
 ただし、スピーカーのセッティングを内振りにしたりとかはせず、後ろの壁面とスピーカーの前面バッフルを平行にしています。これだけは比較的シビアに調整しています。まあ、これも好みの問題ですが。
 しばらくは、このシステムで楽しむことにします。フラットで自然な音質は、長時間聴いても疲れなくて好感がもてます。


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