エーリッヒ・フロム『愛するということ』について
先日、大阪梅田の紀伊國屋書店で目に止まったので買って少しずつ読んでいます。
帯の記載によれば、フロム生誕120年記念、30年ぶりの改訳・新装版とのこと。
さて、フロムの著作に最初に触れたのは随分な昔のことです。大学時代に一般教養で英語のテキストとして『自由からの逃走』を読みました。
その後ほとんど縁がなく、数年前に紀伊國屋書店版の『生きるということ』を読んで感銘をうけたのを覚えています。
そして今度の本書です。
友愛の底にあるのは、わたしたちはひとつだという意識であ