ヴィンテージのBUG Midrangeのおはなし(19/12/08版) (19/12/31更新)

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ヴィンテージで現在使っているBUG Midrange(墓荒らし)の解説記事です。適当に流し読みしていただければ幸いです。

1.はじめに

皆様はじめまして。abrと申します。

2018年末にMagic Onlineで1v1 Commanderという至高にして究極のフォーマットが過疎により廃止となり、それをきっかけにヴィンテージに参入をした新参です。
現在自分が加入しているDiscordのヴィンテ愛好家の集いサーバーの支配者である添削さんに、「デッキ紹介記事一人一本書かないと追放するよ」と脅されたため、普段回しているBUG Midrange(墓荒らしとか呼ばれるやつ)の解説でも書こうと思います。

2.デッキリスト

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↑この画像をクリックするとgoldfishに飛んでMO形式でダウンロード出来るはずです。

※12/31リスト更新
土地:17
2:《不毛の大地/Wasteland》
1:《露天鉱床/Strip Mine》
3:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1:《汚染された三角州/Polluted Delta》
1:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3:《Tropical Island》
3:《Underground Sea》
1:《森/Forest》
1:《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》

クリーチャー:13
4:《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
3:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
1:《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1:《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
2:《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》
1:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1:《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》

インスタント・ソーサリー:22
4:《意志の力/Force of Will》
1:《否定の力/Force of Negation》
1:《精神的つまづき/Mental Misstep》
1:《活性の力/Force of Vigor》
1:《Ancestral Recall》
1:《渦まく知識/Brainstorm》
1:《思案/Ponder》
2:《定業/Preordain》
1:《Time Walk》
1:《宝船の巡航/Treasure Cruise》
1:《時を越えた探索/Dig Through Time》
1:《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
2:《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》
3:《暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy》
1:《夏の帳/Veil of Summer》

プレインズウォーカー:3
1:《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》
2:《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》

アーティファクト・エンチャント:5
1:《Black Lotus》
1:《Mox Emerald》
1:《Mox Jet》
1:《Mox Sapphire》
1:《森の知恵/Sylvan Library》

サイドボード:15
1:《The Tabernacle at Pendrell Vale》
1:《狼狽の嵐/Flusterstorm》
2:《冥府の報い/Infernal Reckoning》
4:《外科的摘出/Surgical Extraction》
2:《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
2:《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
1:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
2:《活性の力/Force of Vigor》

3.どんなデッキなの?

《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》というモダン・レガシーで禁止されている史上最強のマナクリーチャーを軸に、強いクリーチャーと強いプレインズウォーカーを並べながら強い除去と強いカウンターで相手をなぶり殺すデッキです。
世間一般の非ヴィンテプレイヤーが想像するような先攻1ターン目で相手を瞬殺するようなぶん回りはありませんが、環境の多くのデッキに対して(調整次第で)五分以上が取れる非常に丸さの極まったミッドレンジです。

4.デッキの中身のおはなし

デッキに採用している75枚+αについて語ります。長いので適当に読んでください。

・土地
2:《不毛の大地/Wasteland》
1:《露天鉱床/Strip Mine》
相手のマナ基盤を潰すすごいやつ。《Bazaar of Baghdad》とか《Mishra's Workshop》とかヴィンテージでしか使えないやばい土地を頑張って潰しながら殴り合いましょう。無色しか出せないのでレオヴォルド唱えるのに使えないのが玉に瑕。
最近流行の形だと土地を18枚にして不毛を3枚積んでいるものも多いですが、多分計4枚取るほどじゃないと思います。

3:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2:《汚染された三角州/Polluted Delta》
1:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
フェッチ6枚。《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》をサーチしてくるために島が引っ張れるフェッチを採用しています。
この記事を書くためにリストを書き出したタイミングで2枚積んでいる三角州を1枚《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》にしたほうがいいんじゃないかという疑惑が頭をよぎりましたが、多分そのほうが強いです。
《森/Forest》をサーチ出来る《霧深い雨林/Misty Rainforest》を4枚のほうがいいんじゃない?という意見もあるかと思いますが、《外科的摘出/Surgical Extraction》喰らうと吐くので散らしましょう。

3:《Tropical Island》
3:《Underground Sea》
デュアランも6枚。後述する理由により《Bayou》は積んでいないので青緑と青黒が各3枚です。
2ターン目に各1枚ずつ盤面に置きながら死儀礼を起動してレオヴォルドが唱えられる状況が理想ですがサーチしてくる土地は適当にやってもなんとかなります。

1:《森/Forest》
一般的なBUGにはあまり入ってない土地その1。皆《Bayou》使ってますが、その代わりの枠です。
基本的には不毛で潰されないマナベースとしての採用ですが、相手の《暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy》で引っ張る対象としても重要です。
こちらのクリーチャーは緑一つあれば唱えられるものが多いので、島や沼より森が良いかと思われます。

1:《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》
一般的なBUGにはあまり入っていない土地その2。
回収対象は基本的に《Ancestral Recall》です。もしくは《Demonic Tutor》。
《噴出/Gush》を採用していないため再利用が出来ないので、ティムールやジェスカイで使うよりは弱いですが、それでもアンリコを使い回すというアクションは最強です。
《森/Forest》をフェッチから持ってきてしまうとこれの誘発が1ターン遅れるので、青いデッキを相手しているときは基本的にはこれの誘発を達成させるためにデュアランから引っ張りましょう。

・クリーチャー
4:《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
史上最強のマナクリーチャー。モダン、レガシー禁止の実績は伊達じゃない。
フェッチからデュアランを引っ張ってきて死儀礼を置いてエンドがこのデッキの1ターン目の基本にして最強のムーブです。
墓地追放能力により相手のドレッジ抑制や《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》や《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》によるフラッシュバックの妨害、そしてライフゲインや2点クロックとして序盤から終盤まで大活躍するすごいやつ。
注意点として、この能力は全て起動型能力なので起動にスタックで《時を超えた探索/Dig Though Time》の探査コストで追放されたり、相手の瞬唱でフラッシュバックされたりすると能力が立ち消えします。
相手の墓地にあるインスタントを追放するときは気をつけましょう。

3:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
でかい=つよい。
かつてはモダンやレガシーでブイブイいわせてシングル価格も一枚2万とかした彼も、環境の変化により今では随分とお安くなりました。
それでも《稲妻/Lightning Bolt》一発では(基本的に)落ちないサイズはやはり魅力的であり、このデッキの基本アタッカー、そして地上を守る鉄壁の盾として大活躍です。
青赤の秘儀術師系デッキを相手にする場合、2ターン目に唱えるならちゃんと墓地に土地とソーサリーあたりが落ちているのを確認してから出しましょう。
《稲妻/Lightning Bolt》解決後に墓地に三種類タイプの違うカードが落ちていれば3/4になって耐えるので、基本的ですが非常に大事です。

1:《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》からのシルバーバレット用その1。
ドレッジおよび秘儀術師系デッキ相手のときは大活躍です。
1ターンに複数回起動して墓地を複数枚追放できるのは《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》には出来ない大事なお仕事。
3枚くらい食べられれば、MUDやエルドラージ相手にも殴り合えるようになりますが、勢い余って《タルモゴイフ/Tarmogoyf》のサイズを縮めて殺してしまわないように。

1:《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》からのシルバーバレット用その2。
《逆説的な結果/Paradoxical Outcome》ストームとかMUDとか相手に引っ張るやつ。
一般的なBUGでは2枚採用されていたりしますが、このリストでは緑頂点からサーチすることが可能なのでメインは1枚に。
サイドに追加で2枚居るので、逆説や茶単相手をするときは増量しましょう。

2:《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》
BUGってカラーリングを選択する最大の理由。
《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》とかいう最強の女が同じような常在型能力を持っていましたが、彼女は強すぎるため制限に送られました。
つまり同じような能力を持っているレオヴォルドくんも最強ってことです。
相手の呪文や能力の対象になるたび1枚ドローする能力も、対ストームで《苦悶の触手/Tendrils of Agony》を打たれてから10ドローして《夏の帳/Veil of Summer》を引き込んだり、単純に除去を打たれても1枚ドローが出来るためアド損しなかったりと大事。
こんな強い能力を2つ持ちながら緑のクリーチャーであるため、《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》からサーチが可能です。ここはナーセットと比較した場合の最大の利点。

1:《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
青くて瞬速で飛行で3点クロック。おまけに相手の手札をピーピングして一枚抜けるやつ。
《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》や《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》をコントロールしている状態で相手のドローステップ以降に出すと、手札を抜いた後ドローをさせないので完全ハンデスになります。
ただ、所詮タフネス1のクリーチャーなので、《レンと六番/Wrenn and Six》や《歩行バリスタ/Walking Ballista》に一点飛ばされると即死する貧弱ボディなのは要注意。

・インスタント、ソーサリー
4:《意志の力/Force of Will》
1:《否定の力/Force of Negation》
1:《精神的つまづき/Mental Misstep》
ピッチの打ち消しは6枚。《精神的つまづき/Mental Misstep》が制限されてしまい、《Ancestral Recall》が通りやすくなってしまったため、《否定の力/Force of Negation》が追加されました。
《Ancestral Recall》をねじ曲げるために《誤った指図/Misdirection》が採用されているリストも多く見られますが、茶単系のデッキに対して完全に無力なことや素打ちのコストの軽さを考えると《否定の力/Force of Negation》のほうが好みです。

1:《活性の力/Force of Vigor》
モダンホライゾンで追加された便利なピッチ。ピッチで唱えてもアド損しないのおかしいよね。
茶単だったり《ドルイドの誓い/Oath of Druids》だったりストーム系の《ボーラスの城塞/Bolas's Citadel》だったり、メインから割る対象はたくさんあるのでとりあえず1枚メインに採用。
サイドにも2枚置いてあるので、割るものがある相手には増量しましょう。無かったらサイドアウト候補筆頭。

1:《Ancestral Recall》
1:《渦まく知識/Brainstorm》
1:《思案/Ponder》
2:《定業/Preordain》
1マナドローの皆さんです。
《Ancestral Recall》は通れば勝てます。《精神的つまづき/Mental Misstep》が制限になったおかげで、以前より通りやすくなりました。
ただ、こちらのメインで気軽に打つと《否定の力/Force of Negation》が飛んでくる可能性も出てきたのでタイミングには気をつけてください。
《思案/Ponder》、《定業/Preordain》は適当に打って適当にドローを整えましょう。《渦まく知識/Brainstorm》は適当に打つとドローロックされるので気をつけて。

1:《Time Walk》
1:《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
制限指定されてる人たち。こいつらは適当に打って大丈夫です。

1:《宝船の巡航/Treasure Cruise》
1:《時を越えた探索/Dig Through Time》
探査付いてる2種類はコストの支払いかたを適当にやりすぎると《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》の餌が消えたり、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》のサイズが縮んだりするのでそこだけ気をつけましょう。
でも雑に打っても通れば勝てるので大丈夫です。

2:《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》
一般的なBUGとの最大の違いは多分ここ。ライブラリから状況に応じたクリーチャーをサーチ出来る便利なカードです。
持ってくるクリーチャーについてはさっき語ったので省略します。

3:《暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy》
黒緑の万能除去。《突然の衰微/Abrupt Decay》との比較としては、
・打ち消されるか
・土地が割れるか
・4マナ以上のパーマネントが割れるか
・相手に土地を与えてしまうか
この4点となりますが、《Bazaar of Baghdad》と《ボーラスの城塞/Bolas's Citadel》を潰せる2点が、打ち消されることと土地を与えてしまうデメリットを考慮しても現環境においては優位なので《暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy》を採用しています。

1:《夏の帳/Veil of Summer》
対ストーム最終兵器。《苦悶の触手/Tendrils of Agony》に合わせて打つと勝ちます。
また、同系相手にも非常に優秀で、打ち消されない《突然の衰微/Abrupt Decay》であっても立ち消えさせることが可能です。

・プレインズウォーカー
1:《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》
マウントが取れる、アドが取れる、可愛い(日本版限定)、と三拍子揃ったプレインズウォーカー。
適当に投げ込んで1ターン生き延びればだいたい《時を越えた探索/Dig Through Time》なので勝ちです。

2:《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》
エルドレインの王権からの新戦力。最速スタン禁止は伊達じゃない。
+1能力で食物を鹿にして殴ったり相手の盤面を鹿にしたり、他のフォーマットと同じように強いです。

1:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
実は強くないんじゃないかと思い始めた候補筆頭。
0能力でブレストしたら返しに《稲妻/Lightning Bolt》食らうし、+2から入って検閲しても返しに《紅蓮破/Pyroblast》食らうしでサクサク落ちます。
それでも消耗戦の果てに引いたときには強いのでお守り代わりに一枚採用していますが、4マナって重いよねというのが正直な感想。

・アーティファクト、エンチャント
1:《Black Lotus》
1:《Mox Emerald》
1:《Mox Jet》
1:《Mox Sapphire》
多分特筆する必要はなさそうなパワーナイン。レオヴォルド唱えるのに使えない赤白のモックスは使いません。以上。

1:《森の知恵/Sylvan Library》
緑のドローエンジン。ライフをどこまで払っていいかは相手次第ですが、赤入ってるデッキ相手なら《稲妻/Lightning Bolt》裏表ケアして8点くらいはライフを残しましょう。

・サイドボード
1:《The Tabernacle at Pendrell Vale》
ドレッジ対策のお守り。これを置いてれば(基本的に)《イチョリッド/Ichorid》以外に殴られることはそうそうないはず。
ただ、不毛やら《灰燼の乗り手/Ashen Rider》やらに潰される可能性はあるので過信しないこと。理想はこれ+《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》両方並べる盤面です。

1:《狼狽の嵐/Flusterstorm》
ストーム打ち消し。ストーム相手だったり青いデッキ相手だったりにサイドインしましょう。

2:《冥府の報い/Infernal Reckoning》
ついこの間までスタンで使えたことを誰も知らなさそうな除去。
茶単やエルドラージ相手にサイドインするのは当然ですが、逆説ストームがサイドボードから《修繕/Tinker》から《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》をサーチして撲殺しにくるパターンも多いので、それをケアするためにも入れましょう。

4:《外科的摘出/Surgical Extraction》
なんで《虚空の力線/Leyline of the Void》や《貪欲な罠/Ravenous Trap》使わないの?と言われそうですが、これらのスペルはドレッジ側のサイドボードから投入される《活性の力/Force of Vigor》や《神聖の力線/Leyline of Sanctity》によって止まってしまいます。
そのため、これらの対策により止まらないこのカードを採用していますが、ドレッジだけを見るなら《貪欲な罠/Ravenous Trap》が一番強いはずです。
ただ、サバイバルデッキの黄金パターンである、
《Bazaar of Baghdad》起動→《 日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》をマッドネスしながら《復讐蔦/Vengevine》を捨て、直後に二枚目のクリーチャーを唱え《復讐蔦/Vengevine》が復活
という動きをされた場合、相手の墓地にはカードが2枚しか落ちないため、《貪欲な罠/Ravenous Trap》が条件を満たしません。それを止めるためにも《外科的摘出/Surgical Extraction》を採用しています。

2:《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
対ドレッジの他に、《ドルイドの誓い/Oath of Druids》や《ボーラスの城塞/Bolas's Citadel》、《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》、《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》などが止まるので、それらを採用してるデッキを潰すためのカードです。
ついでに《修繕/Tinker》から《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》も止まります。
こちらのデッキの《緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith》も止まってしまうので、そこは気をつけましょう。

1:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
対フェアデッキ相手のお守り。
《紅蓮破/Pyroblast》されず、+1から入れば《稲妻/Lightning Bolt》でも落ちないフィニッシャー。
-7まで行ったら即奥義すると3ターン後くらいに勝ちます。

2:《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
2:《活性の力/Force of Vigor》
メインに入ってるやつの追加分。
茶色いデッキをいじめましょう。

5.キープ基準とか動かし方とか

基本的にはキープはガバガバで大丈夫です。
・1ターン目に死儀礼が出せる
・1マナドローがある
・2ターン目のアクションがある
この辺の2つくらい満たしてればだいたいキープです。というか満たしてない手札なら普通に弱いのでマリガンです。
土地は三色出せれば理想ですが、最悪でも緑マナさえ確保できてれば動ける構成のはずです。
無かったら死儀礼になんとかしてもらいましょう。

6.採用しなかったカードとか採用したいカードとかあれこれ

先程までに一部のカードは不採用の理由を書きましたが、そこで語らなかったカードの話です。

《闇の腹心/Dark Confidant》
・2マナ2/1というボディが貧弱で殴りに行けない。
・アップキープまで待たないとアドが来ない。
・ウィルがめくれて死ぬ。
以上の理由により不採用。アド源は探査と森の知恵に頼ったほうが強いと思います。

《噴出/Gush》
もしかしたら採用してもいいかもしれない枠。
《神秘の聖域》再利用してアンリコ打つ気持ちよさはあるんですが…。

《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
なんとなく流行に乗っかって0枚になりました。1枚くらい戻してもいいと思います。
抜くとしたら神ジェイスかヴェンディリオンです。

《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy》
どこかに入れてもよさそうな枠。
こちらも同じく神ジェイスとかヴェンディリオン抜いて採用してもいいかも。

《正気泥棒/Thief of Sanity》
大好きなカードなんですけど《精神的つまづき》制限の影響がでかすぎて使いづらいです。
《稲妻》やら《紅蓮破》やら《剣を鍬に》やらの1マナ除去が弾き辛くなった影響がこんなところにまで。
入れるならヴェンディリオンの代わりです。

《厚かましい借り手/Brazen Borrower》
最近よく入ってるんで一応試したんですけど何が強いのか全く分かりませんでした。
《荒廃鋼の巨像》にメインから触れるくらいしかいいことがないと思います。

7.その他

各デッキとのマッチアップとか書こうと思ったんですが、長すぎたので今回はパスします。
そのうち書くかもしれないので気長にお待ち下さい。

無駄に長く拙い文章となってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。

感想とか文句とかあったらTwitter(@abr012)までお願いします。

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