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SAIHATE

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佐賀県唐津市のフリーペーパーfeel連載 2020年〜2022年 全10回 唐津市バスセンター内のカフェfeelが発行する町の情報誌にエッセイが載りました。
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最果てからの手紙09

このところ外出を控えている方は多いと思います。私は部屋で映画をよく観るようになりました。…

AKI IMAMURA
2年前
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最果てからの手紙08

これまでにどれくらい願い事をしましたか? 新年を迎えると未来を思い描く時間が増えます。その…

AKI IMAMURA
2年前

最果てからの手紙07

遠くへ行くことだけが旅なのでしょうか? そんなことを考えて過ごす中で見つけた気軽に冒険す…

AKI IMAMURA
2年前
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最果てからの手紙06

色んな事が大きく変わり、 塞がれてしまうことの方が多いように感じて気分がしぼんでいたある…

AKI IMAMURA
2年前

最果てからの手紙05

ユーラシア大陸の最果てポルトガルで呼子のイカの形をした最中「烏賊もなか」そっくりのお菓子…

AKI IMAMURA
3年前
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最果てからの手紙04

人はどうして贈り物に花を選ぶのでしょうか。先日麗らかな日差しに誘われて散歩をしていると可…

AKI IMAMURA
3年前
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最果てからの手紙03

季節になると訪れたくなる場所はありますか? 私は年が明けると雪国に気持ちが向きます。晴れの日に舞うキラキラの粉雪は軽やかで下から上へ、横へ斜めへ、下へと予想のつかない方向に無重力であるかのように舞う。その掴みどころのない動きを珈琲から昇る湯気と一緒にカフェの席で眺めたり、夜、街灯の光を反射して地面にスワロフスキーが散らばっているかのような瞬きを放つツルツルの雪道をペンギン歩きで足速に向かう家路。そんな暮らしをしていた頃を思い出して北海道へ行きたくなります。氷点下の屋外から湯気

最果てからの手紙02

風景印を知っていますか?地域を象徴する景色や名所が描かれている消印のことで郵便を出す時に…

AKI IMAMURA
3年前
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最果てからの手紙01

私は今、波戸という九州の西の端っこにある岬にいます。 水平線と空がどこまでも広がる場所で…

AKI IMAMURA
3年前
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